タスキメシ(額賀澪)

陸上名門校で長距離選手として将来を期待されている眞家早馬と春馬。兄の早馬は右膝の骨折という大けがでリハビリ中。復帰を待っている弟の春馬や親友の助川の心配をよそに、ひょんなことから知り合った調理実習部の都に料理を教わり始め・・・。

箱根駅伝のレースの模様を間に挟みながら春馬が高校時代を振り返るという構成。ガッツリ箱根駅伝!な内容を想像していたので、読み始めはあれ?っと違和感というかね、期待外れ感をちょっと感じました。・・・が!読み進めていくうちに、どんどんのめり込んでいって途中からは夢中で読みました。

高校生の挫折や葛藤。期待していた者に裏切られた時の失望や虚脱感。悩み、もがきながらも次の道を切り開いていく。兄の気持ちも分かるし、弟の気持ちもよーく分かる。そして、同級生やライバル達の気持ちも・・・。ちょっと年上のおねーさん(笑)としては、そんな高校生男子たちの姿に胸を熱くしながら読みました。

それにしても、兄弟で早馬と春馬なんて。ねー!どこぞの大学駅伝部の兄弟の姿がチラチラ頭に浮かんじゃいますよねぇ。このネーミングは狙ってる?ねぇ、狙ってるでしょー!?と、著者に詰め寄りたくもなりましたよ(笑)

他にもアレコレ実際の箱根駅伝のことを連想しちゃったりする場面もあったりして、そういう意味でも楽しませてもらいました。


(2016.04.08 読了)






タスキメシ
小学館
額賀 澪

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