なりたい(畠中恵)

「しゃばけ」シリーズ第14弾。
タイトル通り、様々な人々の「なりたい」をまとめた短編集。


それぞれの「なりたい」を読みながら、立場や考え方で「なりたい」ものって様々だなぁとつくづく思いました。妖になりたい人もいれば、人になりたい妖もいる。どちらも、その切実な気持ちが伝わってきて、なんとかならないものかとヤキモキしました。まぁ、妖になりたい甚兵衛さんは、そこまで応援はしなかったけど(笑)

そして、主人公の一太郎の「なりたい」は、神様に伝えなきゃいけないという、なかなか剣呑な展開でして。ちょっとドキドキしたんですが、これが外伝「えどさがし」に繋がっていくんですね。だから、妖たちが必死になって一太郎を探してたのか!と納得したと同時に、神様たちからもOKをもらえてホッとしました。

それにしても、外伝であんな話を読んでしまうと、このシリーズも終りに近づいてるのかと不安になってたんですが、杞憂に終わるのかな、という感じで、こちらもホッと胸をなでおろしました。

まだまだ一太郎を囲んでの妖たちとのてんやわんやを読みたいものです!


(2015.08.29 読了)






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新潮社
畠中 恵

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