ラッシュライフ(伊坂幸太郎)

5つの物語が同時進行して・・・と、思っていたらとんでもなかった!ふわーそうくるかぁ、という感じでして。同時進行ではなく、繋がっていたのですね。物語の中で触れられていた彼女の絵のように「バトン」されていく日々、ということなんでしょうか。

様々な人の様々なラッシュライフ。「lash life」「lush life」「rash life」「rush life」。5つの物語が交互に語られるんだけど、それが時間通りに順番に語られている訳ではない。・・・ということに気付いたのは、もう後半部分になってから。途中までは、同時進行しているのだとばっかり思っていた。そして、それぞれが色んな形で重なり合い、絡み合っているっていうことに気付いたのは後半も後半・・・。あ・・・れ?これってもしや!?うわー、あの人ってこの人だったのか!うわーあれってこういうことだったのかっ!一つ一つ種明かしされる度に、驚いたり、唸ったり、感心したり、時には歯軋りしたり・・・(笑)それにしても、私って大概鈍い・・・のかなぁ;;;ちょっと凹んでみたり。

溜めて溜めて溜めて・・・一気に謎解き!というような怒濤のラストではなくて、「ほら、これはね・・・」「ほらほら、こっちだよ・・・」「そしてね・・・」という風に、ちょっとずつ種明かしされてラストへと導かれていくという感じ。
私って、こういうの好きみたい(笑)面白かったなぁ。ますます伊坂作品にのめり込んでいきそうです。

ラッシュライフ

"ラッシュライフ(伊坂幸太郎)" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント