シャルロットの憂鬱(近藤史恵)

元警察犬シャルロットが連れてくる日常の謎を描いた連作短編集。

子どもが出来ない真澄は夫の浩輔の提案で犬を飼うことに。縁あってやってきのたの雌のジャーマンシェパード。初めて犬と暮らすことに不安もあったが元警察犬ということもあって、しつけも出来ているシャルロットとの生活は思っていた以上に順調だったが・・・。

真澄夫婦がたっぷりの愛情を注いでいるというものあると思うんだけど、描かれているシャルロットがめちゃくちゃ可愛い。とはいえ、ジャーマンシェパードですからね。実際に出会ったら、きっと目を合わさないようにギクシャクとすれ違うだけになってしまうだろうなぁと思うんだけど(笑)実は、小さい頃に子犬に追いかけられたことがあってから犬はちょっと苦手だったりします・・・。

散歩の途中で知り合った人たちとの交流を中心に事件が起こっていくんだけど、ほっこり出来るものもありつつ、真相はなかなか重いものも多かった。様々な人の思いが交錯して、切なくなったり、時にはゾッとするような事件もあって、そこら辺は近藤さんだなぁという感じでした。そんな重い気持ちをフッと吹き飛ばしてくれるのが、シャルロットであり、真澄夫婦の穏やかで温かい関係だったりしました。

新年の1冊目に相応しく、軽く読めつつ、アレコレ考えさせられたりもして。でも、最後は優しく穏やかな気持ちになれる作品でした。





・シャルロットの憂鬱
・シャルロットのトモダチ
・シャルロットとボーイフレンド
・シャルロットと猫の集会
・シャルロットと猛犬
・シャルロットのお留守番




(2017.01.04読書)





シャルロットの憂鬱
光文社
近藤 史恵

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この記事へのコメント

苗坊
2017年01月11日 20:31
こんばんは~。
ほのぼのした良い作品だなと思いました^^
シャルロットと真澄夫妻が素敵ですよね~。こういう友達のような感じの夫婦に憧れます。
日常ミステリのような感じが読みやすくて良かったです^^
私も小学生の時に犬にかまれたことがあって、苦手です^^;
すずな
2017年01月13日 12:35
>苗坊さん
私も真澄夫妻の関係や、彼らとシャルロットの関係が良いなぁと思いながら読みました。日常ミステリということもあって読みやすく、ほのぼのした気持ちになれる作品でしたね!
苗坊さんも犬は苦手でしたか!小さい頃の経験ってなかなか消えないですよね^_^;

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