ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼(瀬川貴次)

シリーズ2作目。
1巻を読んでからちょっと時間が開いてしまいました。ようやく読めて良かった。

1作目と違って、短編だけでなく中編も含まれていて、それが連作集のような構成になっていたので、短編が苦手な私も最後まで面白く読めました。

ばけもの好む中将の宣能に気に入られた宗孝。またまた中将に付き合わされて「泣く石」に向かった宗孝は、赤子を拾ってしまう。宣能の隠し子?と思いつつ、姉や家族には宗孝の子だと誤解され・・・。

タイトルの割には”ばけもの”は出てこず、ホラーやファンタジーというよりも、平安ドタバタ劇と言った方が近いような気もします。気軽に読める楽しい平安の読み物、という感じで楽しく読めました。

宗孝のヘタレっぷり、でも、ここぞというときの男気(?)、若草の君の可愛らしさに、宗孝の個性的な姉たちと、登場人物たちの魅力もいっぱい。特に宗孝の姉たちは、まだ全員が登場していないので、今後、どんなタイミングで登場するのかとても楽しみです!個人的には十の姉がお気に入りというか気になります。もうちょっと活躍するお話が読めると嬉しいなぁ。

あとですね、宣能がイマイチ掴めない感じなんですよね。ちょっと何を考えてるのか分からないような。どう考えて宗孝を連れまわしてるのかとか、妹に会わせたのかとか、アレコレ気になるところであります。ちょっと一筋縄ではいかなそうな人なので、これから本当の姿(?)が見れるようになるのかな、と楽しみ。



・華麗なる中将たち
・憑かれた女
・姑獲鳥と牛鬼


(2016.06 読了)





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この記事へのコメント

香桑
2016年08月06日 10:48
このシリーズは結構、好き。
気楽にさくさく読める感じで、まとめ買いして読んだ記憶があります。
すずな
2016年08月22日 12:55
>香桑ちゃん
ひゃぁ~放置しててごめんよーっ;;;

実は私もまとめ買いして既刊本は読了しましたです。感想が追いついてないけど^_^;
最初はどうかなぁと思ってたけど、どんどん面白くなっていった♪

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