有頂天家族 二代目の帰朝(森見登美彦)

待ちに待ってた毛玉たちの物語。三部作の二作目。ようやく読めて本当に嬉しかった!

あいかわらずのモリミー節。森見作品を読む時は、最初からすんなり読めることはなくて、この文体に馴染むのに時間がかかるんですよね。最初はなかなか入り込めないんだけど、そこを我慢(?)して読み進めていくと、だんだんとのめり込んでいく・・・という感じで。ところが、今回は最初からスッと物語に入れました。読みながら自分でびっくりした(笑)ボリュームもなかなかのものだったから、結構、不安もあったんだけど、そういう訳で最初から最後まで楽しく読めました。

とはいえ、前作からかなりの時間が過ぎてしまっているので、登場人物や前作のお話などの細かいところはうろ覚えでして;;;読みながら思い出せるところは思い出し、思い出せないところは・・・まぁ、それなりに読んでいきました(笑)でもね、覚えてなくても、ちゃーーーんと楽しめたから良し!



*****

ちょっとネタバレ気味な感想になっちゃいました。
未読の方はご注意を。

*****





今作は、副題にもなっている通り、赤玉先生の跡継ぎである”二代目”が英国より帰朝して、というのがメイン。どんな人物かと思っていたら、これがなかなか。イヤなヤツかと思っていたら、なんだか良い感じで個人的には好きでしたねぇ。弁天との争いもありましたが、これは、実はお互いに・・・って感じじゃなかろうか?と、そんな気がしてなりませんが。どうかな。次巻が最終巻ということなので、どういう展開になるのか楽しみです。

今回は矢一郎と玉瀾にヤキモキさせられ、矢三郎と海星にはニマニマさせられました。それにしても、海星が矢三郎の前に姿を現さなかったのは、そんな訳があったのか!と驚きました。驚きつつ、うほほーとテンションがあがったんだけどね(笑)いや、本当に可愛いなぁ。いいなぁ。とほっこり。良いカップルになるんじゃないかなと、今後が楽しみです。

海星のお兄ちゃんである夷川家の長男の呉一郎は、登場したときから何だか胡散臭いヤツ!と思ってたんですよね。やっぱりね、って展開でしたねー。でも、正体にはビックリだったけど。シブトイなぁ・・・としみじみしちゃいましたよ。これは、三作目で全面対決!って感じになるんでしょうかね。なんにしろ、次作が最終巻。どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。

早く読みたいけれど、森見さんの無理の無いペースで書いてもらえれば。。。




(2015.05.19 読了)




有頂天家族 二代目の帰朝
幻冬舎
森見 登美彦

Amazonアソシエイト by 有頂天家族 二代目の帰朝 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


この記事へのコメント

2015年09月12日 16:47
すずなさん、こんにちは(^^)。
阿呆の血全開でしたね♪
狸界のじれったい愛にやきもきニヤニヤ、楽しかったです!末永く愛ある家庭を築いていってほしいですね!
しかし、ホント屏風に吸い込まれちゃったあの人(狸)の執念深さには頭が下がりますな(笑)。最終巻での大暴れが予想できますが、下鴨4兄弟が頑張ってくれることを祈りますね(*^^)v。
すずな
2015年09月15日 12:43
>水無月・Rさん
阿呆の血全開にぶはははと笑い、じれったい愛にやきもきニヤニヤと、本当に楽しい1冊でしたね~♪
あの人の執念深さにはビックリでしたよ。凄いですよねぇ^_^;最終巻での対決が今から楽しみです。もちろん下鴨兄弟が頑張ってくれるでしょう!

この記事へのトラックバック

  • 有頂天家族 二代目の帰朝

    Excerpt: 待望のシリーズ第二部!そして巻末には第三部の予告がありました!! Weblog: 市川在住 racked: 2015-07-28 07:52
  • 『有頂天家族 ~二代目の帰朝~』/森見登美彦 ◎

    Excerpt: ああ!なんと毛深くも、愛らしき、阿呆な狸たちよ! 大好きだなぁ、ホント。下鴨兄弟、夷川兄妹、その他もろもろひっくるめて、もふもふの毛玉にしてコロコロ転がしたい!抱きしめたい! モリミーこと森見登美.. Weblog: 蒼のほとりで書に溺れ。 racked: 2015-09-12 16:44