盲目的な恋と友情(辻村深月)

あいかわらず辻村さんは、こういうのが上手いなぁと思いながら読んだ。イタイ。読んでて本当にイタイ。今回は「恋」と「友情」の二つからなるお話だったんだけど、特に「友情」がイタかった。

元タカラジェンヌを母に持つ美しい蘭花と、自分の容姿に強いコンプレックスを持つ留利絵。大学で出会った二人は友情を育むが、蘭花に茂美という指揮者の恋人が出来て・・・。

蘭花がどうしてそこまで茂美に溺れるのか、全く理解できなかった。恋に落ちた当初はまだ分かるけど、奈々子さんの存在が明らかになってからまで・・・。”恋は盲目”とは良く言ったもんだなぁとしみじみ思いました。

そして、友情に盲目だった留利絵。こちらも「そこまで!?」と思っちゃったんだけど。でも、分かる部分もあったりして、まだ共感できる部分がありました。でも、ちょっと怖かったかな。

そして、ラスト。え、そっちーっ!?と思わず叫んじゃいましたよ。著者にまんまとやられちゃいました。




(2014.07.11 読了)




盲目的な恋と友情
新潮社
辻村 深月

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この記事へのコメント

苗坊
2015年02月11日 13:30
こんにちは^^
いやー凄かったですよね。この本の前に「島はぼくらと」を読んでいたのでこういう辻村さんを忘れてたというか思い出したというか←狂気的でした…。
私も盲目という点では蘭花よりも留利絵の方がまだ共感できましたね。
それにしてもラストはそっち!?と思いましたよねー。いやー後味悪い悪い^^;騙されました。
すずな
2015年02月12日 05:23
>苗坊さん
「島は~」の後だとギャップが凄かったですね(^-^;
ラストは、著者にまんまと騙されましたよねぇ。後味、悪かったですね;;;

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  • 盲目的な恋と友情 辻村深月

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