いまはむかし 竹取異聞(安澄加奈)

「竹取物語」をモチーフにしたファンタジー。

図書館で見かけて「これは絶対に好き!」と確信して手に取りました。読み始めてすぐに心の中で喝采を叫び、そのまま一気に読了。面白かった!私の直感も、まだ大丈夫だな~とホッとした1冊でした(笑)

武官となるのを拒んで家出した弥吹、彼を追ってきた幼馴染の朝香、そして旅の途中で二人が出会ったキヨとアキ。4人の少年少女たちが、必死に自分の運命に抗おうと奮闘する姿に胸が熱くなりました。子供たちが頑張るお話は大好きなのもあって、とにかく「がんばれ、負けるな!」と声援を送りながらの読書。それぞれの想いに胸をぎゅーっと掴まれて、とっても切なくなったりもしたり。ドキドキしたり、ハラハラしたり、ウルウルしたりと忙しくも楽しい読書が出来ました。

「竹取物語」を素敵にアレンジしてあって、そこをそうしたか!そうきたか!と、とーーーっても楽しめました。

ただね。楽しめたんだけど、こういうのもアリだとは思うんだけど!ラストがね~;;;最後まで描いてよーっ!と思ったのは私だけでしょうか。今後を想像できるラストだし、読んだ人の想像も膨らむラストだとは思うんだけど・・・。でも、「あれ、これって続き物だったっけ?」と思っちゃったんですよねー。もしかして、続編を書こうと思ってらっしゃるのかしら。だったらいいけど、このラストはちょっともやもやしちゃったのでした。できれば、その後の彼らの姿を読みたいなぁ・・・。



(2014.05.12 読了)




いまはむかし
ポプラ社
安澄加奈

Amazonアソシエイト by いまはむかし の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


この記事へのコメント

2016年01月27日 18:08
すずなさん、こんばんは(^^)。
実はこの作品、すずなさんのレビューの最初の方だけ読んで「面白そう!」と読みたい本リスト入りしたんです♪
リストの中で1年以上眠ってましたが(^_^;)。
読めてよかったです、ありがとうございます!!

そして、私も同じような感想・・・(^_^;)。
最後まで書いてほしかった!なんなら最後の矢吹の「いまはむかし―――」は、その後の登場人物たちの物語でもよかったのに!(阿生と輝夜の物語は、矢吹の語りで読むのもいいですよね)
いつか、完結したこの物語を読みたいなぁ…って思います。
すずな
2016年02月01日 05:26
>水無月・Rさん
わぁ!こちらこそ、嬉しいお言葉をありがとうございます♪

面白かったんですけどねぇ。最後がホントにねぇ…。いつか読めるといいですね。読みたいですね!

この記事へのトラックバック

  • 『いまはむかし ~竹取異聞~』/阿澄加奈 ○

    Excerpt: かぐや姫の5つの宝を天に返すために、旅を続ける月守・アキとキヨ。二人に出会った、家出中の武家貴族の子息・矢吹とその幼馴染で薬師の娘・朝香。 彼らは共に旅をし、新たなかぐや姫の物語を繰り広げていく。 .. Weblog: 蒼のほとりで書に溺れ。 racked: 2016-01-27 18:02