リバーサイド・チルドレン(梓崎優)

デビュー作が素晴らしくって、次作を首を長――――くして待ってました!待ちに待った新刊!なのです。

…と、期待が大きすぎたのか、面白かったのは面白かったんだけど、もうちょっと何か物足りないなぁと思ってしまったんですよねぇ。特にミステリ的要素の部分で。

カンボジアを舞台にそこでストリート・チルドレンとして暮す日本人少年が主人公。まず最初の疑問が、どうして日本の少年がカンボジアでストリート・チルドレンとなっているのか。この理由がねぇ;;;実の父親に売られそうになったからって・・・。思わず絶句。そういうことがあるということは知識としては知っていますが、物語の中であっても目の当たりにすると何とも遣り切れないというかね、堪らない気持ちになります。

・・・と、のっけから気の重い内容で、読み進めるのがなかなかシンドイ読書となりました。


ゴミを漁りなんとか日々の生活を送っていた子供たちだったが、ある日、仲間の少年が殺され・・・。

たしかにミステリといえばミステリではあったんですが、「犯人はだれ!?」「真相は!?」って程ではなかったかなぁ。おおよその予想はついちゃったし、ね。

謎解きの爽快さよりも、ストリート・チルドレンとして生きる子供たちの暮らしぶりの方が重々しくって、そっちの印象の方が強い作品でした。



(2013.11 読了)





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  • ストリートチルドレン、殺人

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