死神の浮力(伊坂幸太郎)

死神の精度」で活躍した死神の千葉が今度は長編で登場。

ということでしたが、その「死神の精度」の内容をうろ覚え状態でして;;;「ま、なんとかなるかなー」と読み始めたんですが。・・・まぁ、なんとかなったかな、たぶん(笑)読み進めるうちに、うっすらと記憶が蘇ってきました。あ~なんか、千葉ってば、こんな風にすっとぼけたというか、飄々とした感じだったなぁ。そうそう、「ミュージック」が好きだったなぁ、とかね。


娘を殺された夫婦が、証拠不十分で無罪判決を受けた犯人に復讐しようとする。そこに、夫婦の夫である山野辺の担当として千葉が登場する。そして、千葉の同僚である香川も登場。その香川の担当が・・・。


とにかく、この千葉が良いですね。本人は真面目なんだけど、長い時を生きてる死神ゆえに時にトンチンカンな会話になってり、ちょっとズレたこ行動に繋がったり。そのタイミングが絶妙で、小説の内容としては結構、重いはずなのに、ついつい笑っちゃったりもしました。そういう部分は、本当に伊坂作品の魅力全開!って感じでした。

香川の登場には驚いたけれど、「ということは・・・」とちょっと期待しちゃったんだよね。まさか、香川の担当者がそうくるとはー!なんとも意表を突いた展開にビックリでした。・・・って、この感想を数年後に読み返したら意味分からずにジレジレしそうです、私(笑)でも、思いっきりネタバレになっちゃうからこれ以上は書けない。。。

とにもかくにも、伊坂ワールドを堪能できた1冊でした。面白かった!




(2013.09.05読了)





死神の浮力
文藝春秋
2013-07-30
伊坂 幸太郎

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この記事へのコメント

苗坊
2013年10月20日 11:18
こんにちは。久しぶりの千葉^^相変わらずでしたねー。
私はこのシリーズは連作のほうが面白いかなーとも思ったのですが、長編も面白かったです。
香川という人物が担当している人、きっとそうするだろうと思ったらしなくてがっかりしたらまさかの結末にびっくりしました。・・・言ってる意味が分からないですよね^^;でもこれ以上言うとネタバレになっちゃう。
すずな
2013年10月22日 12:57
>苗坊さん
連作の方がよかったんですね!私は前作の記憶がちょっとアヤシイので何とも言えませんが^_^;長編でも楽しめたので良かったです!ってことで(笑)
香川の担当の人の結末(回りくどくてすみません;;;)には私もびっくりでした!まさか、そうくるとは…って感じでしたよね。
まだ、言ってる意味はわかりますよー。半年後はアヤシイですけど^_^;
2013年12月10日 23:00
すずなさん こんばんは
僕は「死神の精度」再読後に読みました。
やっぱり前作の方が良いなあ~ 笑
すずな
2013年12月12日 14:49
>yoriさん
あ~やっぱり「死神の精度」を再読すべきでしたかねぇ・・・。って、後悔しても遅いんですけどね^_^;
2013年12月12日 17:51
再読、今からでも遅くない 笑
すずな
2013年12月13日 14:12
>yoriさん
おっしゃる通り!
・・・でも、しばらくは図書館本に専念せねばなりませぬ^_^;
2014年07月08日 14:52
すずなさん、こんにちは(^^)。
あの結果に関しては、ネタバレせずに表現できないですよね(笑)。
ちょっと「へへん!」と思ってしまった、性格の悪い人がここにいますが(笑)。
皆さんおっしゃるように、連作短編の形の方が好きだなぁ、私も。
すずな
2014年07月10日 12:37
>水無月・Rさん
あの結果はネタバレ無しでは説明できないですね。自分の記憶力とのタタカイのような気もします。いまのところ、なんとか覚えてるので良いですが^_^;
私も「ザマーミロ!」と思ったクチです。でも、ずっと・・・だと思うと、ちょっと可哀想な気もしないでもないんですけどね。
これはこれで面白かったですが、短編の方がより楽しめたような気がしますね。

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