泣き童子 三島屋変調百物語参之続(宮部みゆき)

三島屋シリーズ三作目。

待ってましたー!と、勢い込んで読んだものの、恐いものはやっぱり怖い;;;でも、先が気になって読むのを止められない。・・・でも、怖いよぉぉぉっ!と葛藤しながらの読書となりました(笑)

じっとりと汗ばんだ掌。夜に読むと余計に恐さが増すんですよねぇ。本から視線を外すと、ウッカリ何かが見えちゃいそうで一点集中。いや~今回もドキドキバクバクしながら頑張って読みました。

前作の感想でも書いたような気もしますが(読み返せ!という突っ込みは無しで;;;)、何よりも怖いのはやっぱり”人”なんだよなぁと思いましたね。もちろん、説明できない恐ろしく不思議なこともありますが、それでも、人の持つ心の闇というかね、そういうものが一番怖い。人の心のことだと、私も同じ人として、なんとはなしに理解出来てしまうってうのもあるのかなとは思います。人以外のことになると、理解とかそういう範疇を超えてしまって、ただただ受け入れるしかないんですよね。でも、人のことだとそういう訳にもいかなくなってしまう。そこに恐さを感じるのかもしれませんね。・・・って、上手く説明できませんが;;;


収録されているお話の中で印象的だったのは「まぐる笛」。現在、朝日新聞で「荒神」というお話が連載されてて、頑張って読んでるんだけどね。これと何となく似てるなぁと思ったんですよね。新聞連載のショートバージョン?とかスピンオフ?とかってのは深読みしすぎかな。


おちかの淡ぁーい恋心も育っているようで、彼女の気持ちがちょっとずつ前を向いてくれたらいいなぁと、そんなことも思ったのでした。まぁ、まだまだ、まだまだ先の話になりそうだけどね。でも、少しずつ少しずつ動いているんだなぁというのが窺えて、そういう部分は嬉しかった。

次にこのシリーズを読めるのはいつになるのかな。早く読みたいなぁ・・・。




・魂取の池
・くりから御殿
・泣き童子
・小雪舞う日の怪談語り
・まぐる笛
・節気顔



(2013.08.10読了)






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この記事へのコメント

苗坊
2013年09月22日 13:42
こちらにもこんにちは^^
私も楽しみなシリーズです。
今回は特にぞぞっとする物語が多かったですね。
おちかの恋心も気になります。
こちらはまだしばらく時間がかかりそうですが、それでもまだ若いんですし、自由に人を好きになって良いんだよ。と思いました^^
すずな
2013年09月23日 13:32
>苗坊さん
前巻と比べても怖いお話が多かったですよね。でも、面白くって続編が待ち遠しいんですけどね^^;
おちかの恋心の行方が気になりますよねー。どうか、良い方向に向かってくれるといいですね。

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