ふたつめの庭(大崎梢)

大崎さんらしい、ミステリー調のほっこりと優しい物語。

保育園を舞台に、園内で起こった事件や行事を描きつつ、保育士とシングルファーザーの交流が描かれている。

最初は「大崎さん、今度は保育園ですか~。それよりも、本屋さんの物語をプリーズっ!!」と思いつつ読み始めたんだけど、読み始めるとね、ついつい夢中になってしまって・・・。気付くと一気読みしちゃってました。読者とは本当にゲンキンなものです(笑)

保育園で起こったちょっとした事件の謎解き。それについても面白かったんだけど、個人的には保育士の美深とシングルファーザー1年2ヶ月目の隆平との関係にやきもきしちゃって~。微妙な立場もあって、なかなか進展しない二人に焦れ焦れしちゃいましたよー!お互いに意識しあってるのに、立場上なかなか近づけない。おまけに、隆平にはシングルママからのアプローチもあったりで、どうなるの、どうなるのーっ!?と先が気になって、気になって仕方なかったのでした。

そんな私の思い(期待?)とは裏腹に、ゆっくりゆっくり醸成されていくように深まっていく二人の想いに、なんだかジーンとしちゃいました。ちょっとココロが擦り切れていた時期に読んだので、余計に沁みたのかなぁとも思うんだけど、優しく温かな思いに包まれるような、そんな物語にホッとしたのでした。



(2013.06.28読了)





ふたつめの庭
新潮社
大崎 梢

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この記事へのコメント

苗坊
2013年08月11日 00:34
こんばんは^^
いやー良かったですよね。
私もじれったくてじれったくて。
2人の関係は複雑ではありますけど別に悪いことをしてるわけじゃないですし、美南はとっても魅力的な女の子だと思ったのでもっと自信持って!と応援しながら読んでいました^^
癒されましたよね。素敵な恋愛小説でした^^
すずな
2013年08月12日 12:42
>苗坊さん
ホント良かったですね~。
二人の関係はじれったかったですけどね(笑)二人の立場を考えると躊躇しちゃうのも分かるんですけど、そこはイキオイで!と読みながら拳を握りしめてしまいました(笑)

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