ときぐすり(畠中恵)

シリーズ4作目。
江戸町名主の跡取息子である麻之助が、舞い込んでくる揉め事を親友と共に解決していく連作短編集。


前作が衝撃的すぎて、どんな1冊になるんだろう・・・と、ちょっと躊躇しながら読み始めました。実は、あのラストだったので、続編って出るんだろうか?と思ってた部分もあったりもして。なかなかページをめくれませんでした。

・・・やっぱり、なかなか吹っ切れるものではないですよねぇ;;;

最初の「朝を覚えず」は、麻之助の投げやりな感じが本当に痛々しくって、すごくすごく切なかったです。気持ちは分からなくはないけれど、もうちょっと自分のことを大事にして欲しい、そう願いながら読みました。

このまま、この1冊は過ぎていくんだろうかと不安にもなりましたが、章が進むにつれて、少しずつ少しずつ麻之助が前を向いて歩いて行こうとする様子が垣間見れて、ちょっとホッとしました。生きてる人には、やっぱりシッカリ生きていって欲しいですもんね。

それにしても、おこ乃ちゃんがどうなるのか気になりますねぇ。これって、そういうことなのかな、と思いつつ、お寿ずに似ているというのは、かなりネックになりそうだし。安易にくっつけてしまうのはどうかな、とも思っちゃうし。でもでも、どうかみーんなが幸せになってくれればいいなぁとも思うんですよねぇ。どうなるんでしょうね。・・・てか、著者はどうするつもりなんでしょうね。

うぅ、気になります!続編、いつ読めるんでしょうか・・・。




・朝を覚えず
・たからづくし
・きんこんかん
・すこたん
・ともすぎ
・ときぐすり



(2013.07.19読了)





ときぐすり
文藝春秋
畠中 恵

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この記事へのコメント

苗坊
2013年08月15日 00:40
こんばんは。
読むのためらっちゃいますよね~前回があまりに衝撃的だったので。最初の作品は麻之助が痛々しかったです。そりゃあなかなか変わることはできないですよね。これからまた徐々に変わっていくのでしょうか。気になります。
すずな
2013年08月16日 17:26
>苗坊さん
前回の衝撃が大きすぎましたよね;;;
なかなか吹っ切れないでしょうけど、麻之助には少しずつでも変わっていって欲しいですね。

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