書店ガール2 最強のふたり(碧野圭)

ブックストア・ウォーズ」(文庫化時「書店ガール」改題)の続編。

続編を希望してたので読めたのは嬉しいんだけど、前作を読んだのが随分と前だったので、内容を忘れている部分もあったのがちょっと残念だったかなぁ;;;それは、私の記憶力の悪さが原因なので自業自得なんですけどね。


大手書店チェーンに転職を果たした理子と亜紀。大型書店の店長という立場に慣れず戸惑う理子と、文芸書担当として活躍していた矢先に妊娠した亜紀。二人の書店員としての仕事ぶり。そして、女性として恋愛や妊娠、出産を通して、それをどう仕事と両立していくかという葛藤や悩みが描かれている。

「本屋大賞」や書店の裏側や事情が描かれていて、本好きとしては興味深く、楽しく読めました。もちろん”楽しく”じゃない部分もあったりもしたけどね。「本屋大賞」は発表前に受賞作が分かっているというのには、ちょっとびっくりしたなぁ。でも、この賞の性格からして、それもアリなのかなぁとは思ったけど。

働く女性の悩みとして、どうしても妊娠、出産は外せないものですね。両立の難しさもですが、周囲の理解の大切さというのもシミジミと感じる事になりました。

本を取り巻く厳しさも改めて実感。紙媒体と電子書籍。個人的には、紙の匂いや手触りも含めて「本」だと思ってるので、電子書籍を手にする事はないとは思うんだけど。でも、将来的にどうなるのか、分からないよなぁというのが正直なところ。携帯電話だって、最初の頃は「出先にまで電話がかかってくるなんて!」と思ってたけど、今ではなくてはならない存在になってるし。でも、「紙」の本がなくなるなんてことはないと思うんだけどなぁ。無くなって欲しくない!と切に願ってるんだけどなぁ・・・。


・・・と、色々と考えさせられたりもして、前作よりも、楽しめた続編だったと思います。




(2013.07.14読了)





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この記事へのコメント

2014年04月24日 22:43
すずなさん、こんばんは(^^)。
私も紙の本が好きで、なくなって欲しくないなぁと、ホントに思うんですよ。
「50年後に残したい本フェア」、近くでやってたら絶対行きますねぇ!たとえ電車乗り継いでも。
自分だったらどの作品を選んで、どんな紹介をしよう、なんてときめいちゃいました(笑)。
続編出るかな?出てくれたらいいなぁって思います。
すずな
2014年04月25日 14:20
>水無月・Rさん
本はやっぱり「紙」ですよね!無くなって欲しくないですね。
「50年後に残したい本フェア」をやっていたら私も行きたいです。きっと行くんだろうなぁと思います(笑)
続編、出るといいですね!

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  • 碧野圭 「書店ガール2」

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  • 『書店ガール2 ~最強のふたり~』/碧野圭 ◎

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