ローカル線で行こう!(真保裕一)

赤字ローカル線「もりはら鉄道」を舞台に、廃線阻止の為に新たな社長として招聘された新幹線のカリスマ・アテンダント篠宮亜佐美と、県庁からの出向社員である鵜沢哲夫の再生をかけた奮闘物語。

・・・微妙に違うような気もしないでもないなぁ。まぁ、大筋では外れてないからいいか~(笑)


なんといいましょうか、予想通りの展開に、ほぼ予想通りのラストって感じかなぁ。就任早々、奇抜なアイデアを仕掛けてマスコミの注目を集める事に成功したりと元新幹線のカリスマ・アテンダントとしての腕を振るいまくる亜佐美と、最初はやる気のなかった哲夫が、だんだんと亜佐美のペースにはまっていくという、まさに王道な再生物語って感じでした。

だからって、つまらなかったって訳ではなく、楽しませてはもらったんですよ。赤字ローカル線が、どんどん再生へと向かっていく様子にはドキドキワクワクはさせられたし。

でも、それはそれで良かったんだけど、亜佐美のアイディアのどれもこれもがあまりにも上手くいきすぎて、途中から「小説だな~」という気分になってしまったのがねぇ;;;「現実では、こんなに上手くいきっこないよなぁ・・・。」とか「現実でもこれくらいトントンといけばねぇ・・・」という気持ちになってしまったんですよね。そこがちょっと残念でした。

途中で、妨害やら出火騒ぎやらでちょっとした困難があるにはあったけれど、そこまでの”困難”って感じにはならなかったのも、物足りなさみたいなものを感じてしまいました。読んでて「絶体絶命!」って気分にならなかったんですもん。妨害に関しては、ちょっぴりミステリーな感じは味わえたけど、そこはすんなり真相が分かっちゃったなぁって感じだったし。


・・・って、なんだかすごい辛口感想になってるような気がしますが。

いや、面白かったのは面白かったんですよー!でも、もうちょっと何かが・・・って気分が拭えないのが、こんな感想になってしまった要因なんでしょうねぇ。
あとですね、亜佐美と哲夫のラストには大いに不満でして(笑)それもあるかな~って気がしないでもない。二人はいいコンビだと思ったんだけどなぁ・・・。残念。



(2013.05.05読了)



ローカル線で行こう!
講談社
真保 裕一

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この記事へのコメント

苗坊
2013年05月22日 22:57
こんばんは^^
確かに上手くいきすぎだなぁーという感じは否めませんでしたが、それでも女社長の奮闘ぶりにはただただ脱帽でした。いろんなアイディアが浮かんで凄いなぁと思いました。
最後の2人の展開にはちょっと残念でしたよね。
そう来ちゃったかと思いました^^;
すずな
2013年05月24日 12:29
>苗坊さん
女社長のアイディアには凄いなぁと思ったんですが、どれもこれもがあまりにも上手くいきすぎちゃったのが、ちょっとなぁと思ってしまいました^^;でも、面白かったんですけどねー。
2人の展開は「え、そっち!?」という気分になってしまいました。残念でしたよねぇ!

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