本屋さんで待ち合わせ(三浦しをん)

書評集。
・・・&エッセイって感じかな。

いや~凄いです!桜庭一樹さんもそうですが、どうして小説を書きながら、こんなに本が読めるんでしょうか。どんな生活を送ってるのか、一週間くらい物陰から観察したい気分になっちゃいました(笑)

量もさることながら、そのジャンルが多岐に渡ってるのもすごい。いろんなジャンルの本を読まれてて、ただただ圧倒されまくりました。本当に本がお好きなんですねぇ。

そして、この書評の面白さといったら!もうね、読みながらウハウハ笑っちゃったりってことが何度もあったんだけど、お陰で「あれもこれも」と読みくなっちゃって・・・。気付くと山のような「読みたい本リスト」が!ハッと我に返って「これをいつ読むんじゃー!」と思わず自分に突っ込みをいれたくなりました。

だって、「女工哀史」とかさ。なんか重い気持ちになりそうで、あんまり手に取りたくないなぁと思える本なんだけど、しをんさんの書評を読んでしまうと、すっごく面白そうで、「読まないと損」ってな気分になっちゃうんですもん。だいたい、この章のタイトルが「『女工哀史』に萌える」ですよ。タイトルだけでも「萌えるって!?」ってガッツリ食いつきたくなっちゃうよねぇ・・・。と、他の書評も似たような感じで、ソソラレルもの続出となっちゃったのでした;;;

第4章は「東海道四谷怪談」の書評というかエッセイだったんですが、読み進むにつれて、そんなに興味がなかった四谷怪談がすんごく魅力的に思えてきて・・・。本も読みたいなぁと思いましたが、それよりもすっごく歌舞伎が観たくなってしまいました。なんだか、しをんマジックにまんまとしてやられちゃった感が・・・。

そうそう!「ウン○を食べる話」も面白かった(笑)お陰で、谷崎潤一郎の「少将滋幹の母」と芥川龍之介の「好色」という、あんまり得意じゃないジャンルの本まで読みたくなっちゃいましたよ。これはどうなんだろう。面白そうだな、で止めといた方が良さそうな気もしないでもないんだけど。うーむ、悩むところです。

そして、しをんさんの凄いところは”あとがき”でも、語りまくっちゃってるところ。まさか、「おわりに」ってきたのに、そこでも何冊もの書評が読めるとは思わなかった(笑)おまけに、BLについての愛が溢れまくっててさぁ。「エッチシーン」について熱く語りまくっておられました。いや~面白かった。ここまであけすけに熱く語られると、引くとかね、そんな気持ちは全く湧かないもんですねぇ。うぷぷぷぷっと笑いつつ、楽しませてもらいました。


本への愛が一杯に詰まったしをんさんの書評集でした。とーっても楽しませてもらいました。



(2013.01.22読了)




本屋さんで待ち合わせ
大和書房
三浦 しをん

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この記事へのコメント

苗坊
2013年01月24日 09:03
こんにちは^^
いやー面白かったですね!
ホント、どうしてこんなにお忙しいのにたくさん本が読めるんだろうと思います。そしてチョイスがまたマニアックですよね~^^読みたい本が増えて困ってます。
最後のBLへの愛を語る部分が一番テンションが高かったですよね^m^面白かったです。
すずな
2013年01月24日 12:41
>苗坊さん
ホント、面白かったですね!そして、その読書量にも多岐にわたるジャンルにもビックリでしたね~。たしかに、こちらとしては読みたい本が増えて困りものでしたけど^^;
BLへの愛を語る部分はこちらまでテンションがあがってしまいました(笑)
べる
2013年01月29日 23:49
ほんと、小説家として仕事しながら、なぜあんなに本が読めるのか謎ですよねぇ。私なんか、最近一冊読むのに何日かかってるやらわからない位なのに^^;
読書の幅も広くて、桜庭さん同様、こういう人が読書家っていうんだろうなぁとしみじみ思いました。いろんなジャンルに興味があるから、あんな風にバラエティに富んだ作品が書けるのでしょうね。
あとがき部分で一番笑いました(笑)。ああいう部分が入ってると、「ああ、しをんさんだー」とほっとしますね(笑)。
すずな
2013年01月30日 12:42
>べるさん
読書量にはビックリでしたよね~!一体、いつ読んでらっしゃるんでしょうね^^;ジャンルも幅広かったですよねー!たしかに、だからこそ、いろんなジャンルの作品が書けるんでしょうね。納得。
あとがきは面白かったですよねー!私も大笑いしました。

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