旦那様はFBI(田中ミエ)

元FBI捜査官と結婚した著者のエッセイ。

職場の同僚に借りた本なんだけど、タイトルから、ちょっとドタバタコメディ風のミステリー小説だと思って読み始めました。なので、エッセイと知ってちょっとガッカリしつつ、「借りた本だしな・・・」と言い聞かせながら読み進め・・・と、しぶしぶ気味で読み始めたんだけど、そんな思いはすぐになくなりました!いや~面白かった!笑った、笑った。

二人の出会いも凄い。ていうか、普通ならそこから交際とか、結婚とかまでいかないでしょう(笑)ダンナ様がFBI捜査官だったから出来たこと。それも、一歩間違えば立派なストーカーですよ!おまけにか~な~り~職権乱用だし(笑)普通ならこんなことされたら恐くって仕方ないと思うんだけど、でも、著者がそこで引かなかったからこそ、結婚まで到ったんですよねー。なにかしら、心に響くものがあったんでしょうね。それに、筆力もあるんでしょうが、読んでるこちらも、笑いこそすれ恐怖みたいなものは全く感じなかったんですよ。でも、よーく考えると「怖いよ、それっ!」って感じなんだけど、そうは思わず、ついつい笑ってしまったのでした。

結婚した後も、元FBI捜査官としての腕の見せ所!って部分が随所に現れる。これがまたね、「そこまでするかーっ!?」と突っ込みつつ笑っちゃうものも多かったんだけど、仕事に対する姿勢とかはね、なんとも的を得たアドバイスに耳が痛かったりもしたのでした。

「ヒールのない靴は、靴とはいわない」「青信号が点滅しても走って渡るな」とか、フリーで仕事をしている著者に「『生涯最低年収』を決めて、自分の力をテストせよ」とか。読みながら、こちらが反省しまくりでした。とりあえず、まずはちゃんとした靴を買いに行こう!と決めました(笑)職場では年中、サンダルだからね。やっぱ、この緊張感のなさがイカンのですね・・・;;;

FBI流プロファイリング術も「ふむふむ。なるほどー!」と思えるものばかり。説明も凄く分かり易かった。ただ、それを私が使いこなせるかっていうのは、また別の話なんだけどね。著者がダンナ様にされたような特訓をやらないと、やっぱり無理でしょうね・・・。



あ~楽しかった!と思いつつ、「おわりに」というあとがきを読んで「うわ、続編が出るのかなぁ。楽しみー!」と思ったのは束の間。文庫版には書き下ろしでしょうか、もう1編エッセイが付いていました。そこには、哀しい出来事が・・・。そうかぁ・・・。もう、本当にすごく残念。でも、これもまた本当にダンナ様らしいなぁと思える内容でした。



・はじめに
・PART-1 運命のダーリンがやってきた
・PART-2 愛のささやきは「フォー ユア セイフティ」
・PART-3 FBI 直伝・家庭も仕事も楽しむ10の掟
・PART-4 FBI 直伝・自分の魅力をアップさせる10の掟
・PART-5 日本の安全はボクが守る
・おわりに
・最後のミッションがやってきた(※文庫本のみ収録)



(2012.09.30読了)





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この記事へのコメント

2012年11月13日 11:21
こんにちは。すずなちゃんの記事を読んでから、どうしても気になって、読みました。
面白かったーっ。最後、ほろっとした……。
すっごい大変だったとは思うけれども、パートナーがいる素晴らしさも感じました。
が、よく似た人を知っているので、ダンナ様の指令のひとつひとつが理不尽に見えても理にかなっているのもわかるし、でも実践するのってほんとに大変なんだよーうんうんと、自分に重ねながら、笑ったり、しんみりしたり、ぶーすかしたり、総じて楽しかったです。
素敵な本の紹介をありがとうございました。
すずな
2012年11月13日 12:45
>香桑ちゃん
おぉ、楽しんでもらえたようで良かったです~♪
ダンナ様の指令は「分かるけど、んなこと無理っ!」って、私ならキレるかもしれんなぁと思いながら読みました(笑)でも、当たってるだけに耳が痛かったりもして…^^;

こちらこそ、読んでくれてありがとう!

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    Excerpt: 田中ミエ 2012 幻冬舎文庫 世の中には思いがけない出会いというものがある。まったく予測だにしない時に、場所で。思い描くこともなかったかのような相手と。そんな出会いの不思議を私はよく知っているけれど.. Weblog: 香桑の読書室 racked: 2012-11-13 11:17