旅屋おかえり(原田マハ)

号泣。こんなに泣きながらの読書は久しぶりかも~というくらい泣きまくってしまった;;;

売れないタレントの丘えりかは、唯一のレギュラー番組である「ちょびっ旅」が打ち切りになってしまった。ところが、その番組のファンだった母娘からの依頼で、彼女たちの代わりに旅をすることになり…。

この母娘に依頼された旅は、旅の様子がワクワク楽しめたうえに、ラストの家元の行動と想いに涙腺が崩壊させられちゃって・・・。読みはじめから、かなりの号泣状態だったんですよね;;;最初がこれだったので、涙腺がいつも以上に緩んじゃったのか、この本を読んでる間中、ほとんど泣きっぱなし~な状態でした。

最初の依頼旅が成功したことから、病気やいろんな事情で旅にいけない人に代わり「旅屋」として旅をすることになった”おかえり”こと丘えりか。旅が大好き!というのが文章の間からすごーーく伝わってくる感じでして。もうね、読んでるこちらまで「旅に行きたいよ~!!」と思ってしまいました。すっごいキケンなお話(笑)

そして、優しく温かい気持ちになれる作品でした。ただの旅話ではなく、おかえりが故郷に帰れない事情や、彼女を取り巻くの人々の辛い過去話が絡まりあって、心に沁みるお話になっていたように思います。

おかえりの決意には「分かるなぁ」とも思うけど、「そこまで頑張らなくても・・・」とも思ったり。でも、その決意があるからこそ、番組が打ち切りになったって頑張っていけるんだよね。読みながら「負けるな、がんばれ~」と声援を送っている私がいました。

そして、鉄壁社長の過去。そんな辛い過去があったなんて・・・。その過去を知らないおかえりは、周囲に反対されつつ社長の過去に触れる旅に出る。この話がまたね~涙なしでは読めない旅でして。みんなが抱えている様々な思いが、切なくって堪らない気持ちになりました。

そんな人々の気持ちを溶かしていくような、おかえりの旅。彼女の思いが少しずつ彼女と触れ合う人々に伝わっていく様子にワクワクしたり、嬉しくなったりしました。

そんな訳で、切なくて泣き、嬉しくて泣き・・・と、まぁ、よくそこまで;;;と、自分でも呆れちゃうくらい泣きまくった作品でした。
すっごい良かった。


(2012.06.24読了)




旅屋おかえり
集英社
原田 マハ

Amazonアソシエイト by 旅屋おかえり の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


この記事へのコメント

2014年12月13日 11:35
すずなさん こんにちは
すっかりおかえりファンになってしまいました 笑
ちょびっ旅で笑うおかえりを想像するだけでも、楽しくなります!!!
すずな
2014年12月14日 06:50
>yoriさん
同じく、おかえりファンの私です(笑)
ちょびっ旅で笑うおかえりを実際に見たいなぁと思っちゃいます!

この記事へのトラックバック

  • 【旅屋おかえり】(原田マハ)を読了!

    Excerpt: 今日はここ、弘前駅から弘南鉄道に乗って、青森県黒石市を「ちょびっ旅」してみようと思います。タレント・丘えりか、通称おかえり。テレビ番組「ちょびっ旅」のレギュラーである。視聴率はあまりとれてないが、5年.. Weblog: じゅずじの旦那 racked: 2012-07-04 16:49
  • 旅のお供は「おかえり」

    Excerpt: テレビの旅番組が好きだ。 特に土曜日の夜、テレ東辺りでやっている、 毒にも薬にもならない奴が良い。 毒にも薬にもならないが、 でも何処か旅情を掻き立てられる、 しかも旅 ... Weblog: 活字の砂漠で溺れたい racked: 2014-12-13 11:33