左京区恋月橋渡ル(瀧羽麻子)

「左京区七夕通東入ル」の姉妹編。理系男子、工業化学科の大学院生となった山根の初恋純情恋愛小説。

「七夕通り~」は女子のキラキラうふふな恋愛小説って感じだったんだけど、こちらは男子の切なくってちょっとホロ苦な恋愛小説って感じかな。前作のワクワク感とは違って、胸がぎゅーーっと締めつけられるような切なさを味わいました。

雨降る糺の森で出会った女性に恋した山根は、花ちゃんのアドバイスを受けて、恋した「姫」に不器用ながらも自分の想いをぶつけていく・・・。不器用なんだけど、その想いと必死さが微笑ましく、懐かしく、ついつい応援したくなります。山根の後姿に向かって「がんばれ、がんばれ。」と拳を握り締めて声援を送っているような、そんな気持ちになりながら読んでしまいました。


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ネタバレしてます。
未読の方はご注意を!


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結果は、まぁ途中から想像出来た通りでして。前作のほんわか~を期待していた私としては、ちょっとがっかりなラストでした。実は、幸せ系なお話が読みたい気分だったんだよー;;;なので、途中から「あれ?なんか予想と違った方向に話が進んでいるような・・・」と、違ったドキドキハラハラを味わってしまいました。そんな訳で、ちょっと残念な気持ちで読了しちゃったのでした。

まぁ、これはこれで良いお話だったんだけどね。自分の気分的には、ちょっとね・・・でして。あと、山根にも素敵な彼女が出来れば良かったのになぁ・・・という、残念さもあったりして、なんだかちょっぴりスッキリしない読後感を味わいました。


また姉妹編を書いて欲しいなぁと思うけど、次はハッピーエンドなお話をお願いしたいなぁ・・・。



(2012.06.17読了)




左京区恋月橋渡ル
小学館
瀧羽 麻子

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