ルーズヴェルト・ゲーム(池井戸潤)

面白かった!読み出したら、途中で止められなくなって最後まで一気読み。

・・・だったんだけど、ね。読みながらどうしても思ってしまう。「下町ロケット」と似てるなぁ・・・って。かつて名門と呼ばれた野球部の存続という+αはついてるものの、経営が傾きかけた中堅メーカー、ライバル社の介入、銀行とのやりとり、社内での人間関係のあれこれ、などなど、設定やストーリー展開が「下町ロケット」と被っちゃってるんですよねー。読んでて、思いっきり既視感。

だからといって、面白くなかった訳ではないんですよ。思った通りに(笑)危機に陥り、「もうダメかも・・・」と諦めかけたところで、起死回生のドラマ!ドキドキハラハラさせられたし、登場人物たちが胸に抱える情熱といいますか彼らの思いに、読んでるこちらも胸を熱くし、時には涙しながら読んだんですから。野球部の存続についても、「そうでしょう、そうでしょう」なラストで、あ~良かったなぁとほぼ大団円ということで、「こうでなくっちゃ!」な予定調和を、充分に堪能して楽しんだのは本当のこと。

「どうだった?」と聞かれれば、「すっごく面白かった!!」と、胸を張って答えられるんですよね。

答えられるんですけど・・・。でもやっぱり、ちょっとね・・・と思ってしまうのもホント。どうしても、「下町ロケット」の会社名を変えて、野球部をくっつけただけ、って思えてならないんですよねー;;;


次作も同じような作品だったら、面白く読んでもちょっと飽きちゃうんだろうなぁ、と思えてしまいます。なんか、すっごく矛盾した事を言ってるというのは分かってるんですけど、ね。



(2012.04.22読了)





ルーズヴェルト・ゲーム
講談社
池井戸 潤

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  • 【ルーズヴェルト・ゲーム】(池井戸潤)を読了!

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