ジェノサイド(高野和明)

ちょっと気になるなぁ~、どうしようかなぁ~と、ウダウダ迷っているうちに、あれよあれよと話題に上りだし、気が付けば図書館の予約に思いっきり乗り遅れてしまってました;;;そんな訳でようやく読めたのは、本書がノミネートされてた「本屋大賞」発表の直前だったという。・・・あ、感想を書いてる時点では、既に「本屋大賞」は発表されてたりします。ということで、感想が遅くなっちゃったけど、一応ですね、本屋大賞ノミネート作は発表前にコンプリートしてます!って、何を力説してるんだか(笑)

面白かった。話題になるだけあって、確かに面白かった。
・・・んだけど、手放しで「面白かったーーっ!」と言えるほどではなかったなぁ・・・というのが、正直なところです。

大学院生の研人の元に亡くなった父親から不可解なメールが届き、米国では特殊部隊出身のジョナサンが難病に冒された息子の治療費を捻出する為にある任務を引き受けることに。接点の全く無い二人が行き着く先は・・・。

ちょっとネタバレ気味になっちゃったような気がします;;;
ということで、未読の方はご注意を。








接点の全く無い2人の物語に、ジョナサンを雇った米国の大統領やその周辺人物達という3つ物語が絡み合って進んでいくんですが、最初は、一体このお話はどこへ行き着くんだろう、彼らがどう絡み合っていくんだろうと先が気になって気になって・・・。ボリュームはありましたが、そこら辺はあまり気にならず読めました。

研人の方も、いきなり死んだ父親から意味不明なメールが届いた事から、無実の罪を着せられて警察に追われるようになったりと、たしかに気になりましたが、それよりも、ジョナサンですよ!彼のミッションの標的が何であるのか、というのがねー!すぐに明かされるのかと思えば、思ったよりも引っ張られてしまいました。お陰で結構、焦れ焦れしました(笑)で、最初は未知のウィルスか何か?と思っていたら、そうきたかーっ!という真相でして。益々、物語の行き着く先が読めなくって、つい夢中になって読んでしまいました。

・・・と、夢中で読んでたんですが、終盤が近づくにつれて展開が見えてしまったような感じでして。まぁ、だからと言って、一気読みペースは落ちることなく、そのままのペースで最後まで読んだんですけどね。

でも、なんだかちょっと、すっきりしないというかね、「面白かったんだけど・・・」と語尾がぼやけてしまう、そんな感じです。で、結局のところ「息子の命を救えてよかったね。」で終わりなのかしら~?って言いたいような、そんな気持ちが残ったからかなぁ。姉弟について、もうちょっと未来まで読んでみたかったなと、そんなことを思ったんですよね。結局、あれこれの発端は彼らだった訳ですからねー。



(2012.04.02読了)



ジェノサイド
角川書店(角川グループパブリッシング)
高野 和明

Amazonアソシエイト by ジェノサイド の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック