ピンクとグレー(加藤シゲアキ)

著者デビュー作。

ジャニーズのメンバーが書いた小説ということで興味が沸いて読んだものの、こうしてネット上にレビューを公開するのはちょっと勇気が要るなぁ・・・。ドキドキしつつ、モットーである「嘘は書かない。」に従って、あくまでも”新人作家さん”というスタンスで素直な感想を書いていきたいと思います。

ということで、著者のファンの方からの厳しい批判は、出来ればご遠慮いただけるとありがたいなぁ・・・とか、弱気で都合の良いことを思っちゃったりしちゃったり~(苦笑)



・・・と、ウダウダ呟かずに、とっとと書かんかい!って感じですね(笑)



初読み作家さんということで、最初は戸惑ったり気になった部分もあったんですが、読んでいくうちに慣れていって、最後は一気に読了。

なんていうんでしょう、新人作家さんだな~と思える作品でした。一生懸命書いたんだな~というのが窺える感じ。文章が「丁寧」で「真面目」って印象で、最初はそこに戸惑いました。なんといっても、緻密な描写が・・・。緻密すぎるって感じでして。例えば、登場する公園についての描写もこと細かに書かれていて、「これはこの後の伏線か!?」と思って結構、期待したんですが、特にそんなこともなく。「あれ?」って感じだったんですよねー。あそこまで細かく描写する意味があったのかと、そんなことも思ってしまいました。

そんなこんなで、中盤くらいまではなかなか乗れなくって読書が進まなかったんですが、後半になるにつれて、そんなことは気にならなくなり、先へ先へとページを繰る手が止められませんでした。

”ごっち”については、予想通りだったんですが、その後の”りばちゃん”の行動にはビックリさせられた!まさか、そうくるとはっ!という感じでして。彼の気持ちも分からないでもないけど、でも、やっぱりあの行動には「げげん;;;」とちょっと引いちゃいました。いや、ちょっとじゃないかも(笑)ま、でも、そういう意味では意外性のある後半だったということでしょうか。なので、後半の怒涛のような展開は楽しませて貰いました。

アイドルの書いた小説というより、普通に新人作家さんの作品という感じで読めましたね~。ただ、芸能界を舞台にした独白調の小説っていうことで、時々、作文を読んでるような気分になったのも否めない。出来れば、次は芸能界とは関係ない世界を描いた小説を読んでみたい。

・・・ということで、次作も読んでみたいと思うくらいには面白かった。



(2012.03.09読了)



ピンクとグレー
角川書店(角川グループパブリッシング)
加藤 シゲアキ

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この記事へのコメント

苗坊
2012年03月28日 00:24
こんばんは。
V6はなんでこんなに報われないんだ~!!とファンは怒っているのですがそれ以上にもっと報われていないのがNEWSだとファンの方は言っていて。私は彼らのファンじゃないんですけど頑張ってほしいなと思っているグループの一人で。
だからか激甘な評価になっちゃいましたが^^;

それでもタレント本ではなく、新人作家さんの作品でしたね~。どこぞの賞を獲った作家さんよりも本当に小説だと思いました。って書くのもなんですが。
芸能界に身を投じている彼だからこそ描ける物語なんだろうなと思います。
確かに今度は芸能界以外のものを書いてほしいですね。
私も次回作が出たら読みたい!と思います^^
すずな
2012年03月28日 12:42
>苗坊さん
評価って応援したい気持ちも含めるのは当然のことですから~。愛ですよ!

私もタレント本ではなく新人作家さんの本として読みました。普通に小説でしたよね~!…って、この言い方は失礼かもしれませんが^^;
この作品は、彼だからこそ描けるものだと思うので、次作は芸能界以外のもので描いて欲しいですよねー。次作がどんな作品になるのか楽しみです!

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