人質の朗読会(小川洋子)

地球の裏側で拉致された8人の日本人ツアー客が語るそれぞれの過去。

うーーん;;;
2012年本屋大賞ノミネート作ということで読んでみましたが、やっぱり小川作品は私には合わないようで・・・。読み始める前から、そういう不安を持っていたのが余計にいけなかったのか、どうもピンとこなかったというか何と言うか・・・。

それぞれが語る、忘れ難い過去のお話というのはそれなりに楽しめたんですよねー。色んな職業や年齢の方がいて、それぞれの過去のお話もなかなか個性的でバラエティにも富んでいて。なので、普通の短編集と思って読めば、これはこれで良かったと思います。「やまびこビスケット」や「死んだおばあさん」とかは、ちょっとジーンとしたり、笑えたりして楽しめたし。

でも、「人質の朗読会」というタイトルにもあるように、人質となり最後にはダイナマイトで爆死した人々が、その極限状態の中で始めた朗読会。時間を持て余して始めたのか、それとも・・・と、何の為に始められたのかわからないその朗読会で、人質となった人々が語ったお話となるとねぇ。最後は、人質を救出するために盗聴していた捜査当局の人の過去話となっていたんですが、単体で読むといいと思うんですが、この作品の締めくくりとなる物語となると・・・。

読み終わって、「だから?」と言いたくなるような、そんな印象でした。この短編集のような作品を、わざわざこのタイトルにした意味がよく分からなかった;;;なんかねー、この作品の評価が高いだけに、自分の読解力の無さとか感性の鈍さなんかをまざまざと突きつけられたようで、めっちゃ凹むよ;;;凹んだよーっ。
・・・と、最後はちょっと切れ気味になってしまったり;;;



もやもやもやもやの残る読書でした。うーーーーん;;;




(2012.03.04読了)





人質の朗読会
中央公論新社
小川 洋子

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