作家の放課後(yomyom編集部編:アンソロジー)

雑誌「yomyom」連載の爆笑エッセイアンソロジー。

畠中恵・酒井順子・西加奈子・万城目学・辛酸なめ子・有吉玉青・山本文緒・中島京子・谷村志穂・角田光代・森絵都・森見登美彦・斎藤由香・及川賢治・小池昌代・大森望・辻村深月・豊﨑由美・乃南アサ・青山七恵・朝井リョウ・岸本佐知子と、なかなか豪華な作家陣。

「爆笑エッセイ」という文字に惹かれて某ネット書店でポチッとしちゃったんですが、なんかね~ちょっと期待ハズレって感じでした。いや、ツマラナカッタという訳ではないんですよ。作家さん達が体験することは、そのどれもが興味深かったり、それなりに楽しんで読めたんです。でもね、「爆笑」ってなるとどうかなぁ・・・って感じでして。そこまで、大笑いしたエッセイってなかったような・・・。あ、森見さんのや万城目さんのは、なかなか面白かったなぁ・・・。

どれもこれもが未読でしたが、辻村深月さんの蕎麦打ち体験記「メンクイのすゝめ」だけは、「ネオカル日和」で既読でした。

畠中恵さんのお江戸散歩、万城目学さんのロッククライミング、山本文緒さんの断食合宿、角田光代さんのボーイスカウト、森絵都さんのタイル工場、森見登美彦さんの富士山登山、そして、朝井リョウさんの大河ドラマ「江」のエキストラ出演体験など、本当にバラエティに富んだ体験記でした。作家さんということで、自分だったらそこには目を向けなかったかもなぁと思うような視点で書かれていたりもして、ふむふむふむーと興味深く読めました。

本好きとしては、本の作成過程が垣間見れた有吉玉青さんと及川賢治さんの回も面白かった。「花布」とかね、初めて聞く言葉も多くって、手持ちの単行本を手に取って「これがそうか~」と興味津々で眺め回してしまいました(笑)こんなにジックリと「本」を眺めたのは初めてだったかも。

自分でもやってみたいな~と思ったのは、山本さんの断食合宿。これは・・・ちょっと、現在「おばちゃん街道」まっしぐらの私にとっては、なかなか、というよりも、か~な~り興味深く、一番熱心に読んだ回かもしれませーん(笑)最近、本当に痩せ難くなってきたんですよねぇ。何かにつけて、”歳”をしみじみと感じるようになったお年頃の私としては、素通りできない、そんな「一週間で痩せなきゃ日記」でございました。

逆に、出来れば遠慮したいと思ったのは、森見さんの富士山登山ですね。いや、タイトルの「この文章を読んでも富士山に登りたくなりません」にまんまと乗せられたって訳ではないんですよー(笑)根っからのインドア派の私にとっては、「登山」なんて一番の鬼門だ!と思ってるくらいですから。1編のエッセイに影響されるまでもなく、ってことですよ。ま、このエッセイを読んだら、ますますその大変さが伝わってきて、やっぱり「やりたくないよー」って気持ちにはなりましたけどね(笑)

執筆陣の数でも分かる通り、1編の長さは短い。なので、時間が作れなくて細切れにしか読めない時などにはオススメかな。



(2012.03.20読了)




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この記事へのコメント

苗坊
2014年04月29日 19:32
こんばんは^^
あれ、私「ネオカル日和」読んでいたはずなのに…すっかり忘れて初めて読んだ気でいました。
確かに爆笑に期待して読んだら期待はずれかもしれないですね。面白くないわけじゃないっていうのも凄くわかります。先入観って怖いですね^m^
私も万年ダイエッターなので断食は非常に興味深いです。
一緒に行きますか^m^ナンチャッテ
すずな
2014年04月30日 12:29
>苗坊さん
先入観って怖いですよねぇ。なるべくそういうものは持たずに読もうと思ってるんですが、これがなかなか難しいです^_^;
同じく万年ダイエッターです!誰かと一緒なら頑張れそうな気がします~(笑)

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