コロボックル物語①だれも知らない小さな国(佐藤さとる)

めちゃくちゃ有名な日本のファンタジー。
・・・なんですが、私はきちんと読んだ記憶がないんですよねぇ;;;小学生の頃ってSFやミステリーにはまってた記憶があるんですが、だからなのか、ファンタジーはあまり手にしなかったのかなぁ・・・。実を言うと、「ナルニア国シリーズ」も大人になってから読んだんですよね~。

で、そんな「コロボックル物語」シリーズを何故、今頃になって手に取ったのか。まぁ、分かる人にはピンとくるでしょうが、現在のイチオシ作家さんである有川浩さんが2巻の解説を書かれてるからという単純な理由なんですね~(笑)そして、来年あたりから有川さんがこのシリーズの続編を書かれるって記事を目にしたからでもあります。とはいえ、なかなか手が出なかったんですが、旅先の書店で有川さんの解説を読んだら、もうね「読みたい!」気持ちが膨らんでしまって・・・。イキオイで1・2巻を購入してしまった(笑)有川さんにまんまと乗せられてしまったような気がしないでもないんですが、あの解説はちょっと私のツボを刺激しました。

ということで、大人になって初めてまともに”コロボックル”の世界に触れたんですが。子供の頃に読んでたら良かったな~とまずは後悔。今でもワクワクしましたが、子供の頃ならこのワクワク感をもっともっと味わえたんだろうなぁ~と思えました。「ふきの葉」が身近にあった記憶はないんですが、道端の草の葉をそっと裏返したり・・・と、小学生の私はそんなことをしたんだろうなぁと思えたりもして。それが出来なかったことが残念。

それにしても、小学3年生の”せいたかさん”にチラッと姿をみせたコロボックル達が、大人になるまで辛抱強く”せいたかさん”を観察してきたというのがすごい。そんなに何十年も必要なのか?と、オトナな私は突っ込みたくなってしまうんですが(笑)まぁ、そこまで慎重だからこそ、コロボックル達は人間達に見つけられずにすんだんでしょうね~。大人になったら考え方も変わる人間もいる訳だし。

そうして、何十年も観察してきたせいたかさんに姿を見せたコロボックル達は、ある危機に直面するんですが、せいたかさんと一致団結してコロボックルの住む小山を守ることに成功します。このミッション?にワクワクしつつ、笑ってしまったー!夢ですよ!夢に導かれて考えを変えていく小山周辺に住む人々。なんというかね、一筋縄ではいかない現代の人間関係の中にいると、こういうストーリーには心和まされます。ほっとするというか、温かい気持ちになれました。

最後にはせいたかさんの恋物語らしきエピソードもあり、今後のお話がとっても楽しみな第1巻でした。




(2011.12.02読了)





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