バチカン奇跡調査官 闇の黄金(藤木稟)

「バチカン奇跡調査官」シリーズ3作目。

巻を重ねる毎に読みやすくなっていく。1巻目での苦労はどこへいった!?と言いたくなるくらい、サクサク読めました。ということで、一気読み。面白かった。

イタリアの教会へ奇跡調査に向かった平賀とロベルト。彼らが「首切り道化師」の伝説が残る村で遭遇した奇跡とその真相は・・・。

「ハーメルンの笛吹き」に似た「首切り道化師」の伝説と奇跡がどう繋がるのか、そして、冒頭の事件との関係とはどう繋がるのか。わくわくどきどき期待しながら読みました。教会で起こった奇跡と現代に救う巨大な悪とを上手く繋げていて、「おぉーそうきたか!」と楽しめましたね~。まぁ、だんだん、この作品も”シリーズ化”へと変貌していくんだな~と感じる部分もあるにはあって、次巻へと引っ張るのはちょっとねー;;;と思ってしまうのも無きにしも非ずなんだけどね(笑)

奇跡の真相の方は、そこに繋がるのか!と驚きと喜びを感じつつ、その流れた時間の長さには絶句させられた。酷い。酷すぎる。人ってどこまで残酷で身勝手になれるんだろうか・・・。解放された彼らが、いつか地上での生活に適応できるようになれるんでしょうか。彼らのその後を思うと、なんとも堪らない気持ちになります。

冒頭の事件の方は割合早い時期に読めたんですよねー。それは予想通りでちょっとガッカリ;;;感も感じましたが。ま、筋にそこまで影響してないので、気にするほどのことでもないのかなぁとは思いますけど・・・。

今回は平賀とロベルトのどちらもそれなりに活躍して、そういう意味でも楽しめたかな。個人的にはロベルトにもっともっと活躍して欲しいけどー(笑)二人に立ちはだかる敵?と今後、どんな対決が待っているのか期待が膨らみます。

どんどん面白さが増していくシリーズなので、次巻が楽しみ。・・・って、すでに手元にあるんだよねぇ(笑)がんばって読まなくちゃ。



(2011.10.08読了)




バチカン奇跡調査官   闇の黄金   (角川ホラー文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング)
2011-02-25
藤木 稟

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