「守り人」のすべて 守り人シリーズ完全ガイド(上橋菜穂子・偕成社編集部 編)

なぜ今、ガイド本が出るのかしら~?とちょっと疑問に思いつつ、書き下ろし短編が収録されてるとのことで「それは読まねば!」と手に取った。

久しぶりに触れる「守り人」ワールド。巻毎のあらすじ、登場人物辞典、「守り人」レシピ、金原瑞人さん、荻原規子さん、長山靖生さんによる「守り人」についての評論?、そして、佐藤多佳子さんとの対談に、翻訳家である平野キャシーさんとの講演録などなど。ページを繰る度にテンションがどんどん上がっていく。書き下ろし短編だけが目的で読み始めた本だったんだけど、それ以外もすごーく読み応えがあって、守り人ファンには堪らない1冊でした。

このガイド本はいけません。これを読むとね、シリーズを最初から再読したくなってしまう;;;もうね、読みたくて読みたくて・・・。バルサに会いたい。チャグムに会いたい。タンダにも会いたい!守り人ワールドにど~~~っぷり浸かりたいよーーぅ!!という気持ちで胸がいっぱいになってしまった;;;

そうそう!「守り人」レシピは本当に美味しそうでしたー!タンダの山菜鍋にノギ屋の弁当風鳥飯にロッソ(里芋のコロッケ)など、「あ~あの時の!」という料理が登場して、それだけでもテンションが上がるっていうのに、食欲をそそるイラスト・・・。これは、いけませーん(笑)食欲中枢を刺激されまくってしまいました。「食べたいなぁ・・・鳥飯。」とか、ウッカリ呟きがもれてしまったり(笑)これが冬なら、きっと山菜鍋に惹かれたんだろうなぁ・・・。


そして、やっぱり一番は、最後に収録されている書下ろし短編「春の光」。バルサとタンダのその後を描いた一編は、タイトル通りまさに「春の光」のようなお話でした。闘いに明け暮れたバルサとタンダの穏やかな一コマ。幸せそうな二人に、ほっと心が和む。どうか、ずっとずっとこうして穏やかな生活を送れますように・・・。心の底からそんな願いが湧いてきました。




(2011.08.23読了)




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