別冊 図書館戦争Ⅰ 図書館戦争シリーズ⑤【文庫版】(有川浩)

「誰かお酒!強いお酒をあたしにちょうだいー!」 (p21)

と、柴崎ではないですが叫びたくなりました。赤文字太字で(笑)てか、これが叫ばずにいられますかっ!?って話ですよ。もうね、もうね、もうねーーーーーーっ!!!

・・・と、のっけから大変なことになってますが(笑)
え~シリーズ5作目。文庫版なのでもちろん再読。初読み時の感想はこちら

手に取った文庫版の帯にまずは噴出す。いや、たしかにその「注意書き」は必要かもなぁ・・・。んで、何度も再読してるので(直近は先月の”革命”再読後)まずは著者あとがきから読んでみる。・・・ぶ。有川さんってば、そんなに何度も注意を促さなくっても~~~(笑)いや、気持ちは分かるけどさ~。うぷぷぷぷ。さて、本編・・・。

・・・注意書きが足りなーいっ!あの程度の注意書きじゃ到底、足りないよーーっ!!誰かお酒!強いお酒をあたしにちょうだいー!

と、最初の叫びになっちゃいます(笑)

いや~~~ホント、何度読んでもこの極甘っぷりは最強ですねーっ。にやにやうへうへうっひょひょひょひょひえぇぇぇぇぇぇぇーーーーっ!!!とアヤシイヒトを通り越して悶えまくりのたうちまわってしまいますですよ。甘い、甘い、甘い、甘すぎじゃーーーーーーっ!まったく、これはある意味、ほんっとぉーーーーにキケンな読み物だよねぇ。。。

そして、やっぱり随所に挟まれる笑いのツボ。いっやぁ~~~なんと言っても、膝詰説教は最強ですなー。郁ちゃんには同情するけど、やっぱり大笑いしちゃう。そして、その時の堂上教官の対応?にメロメロ骨抜きにされちゃうのはワタクシです。

と、なんだか感想が感想になってないぐっちゃぐちゃな文章ですが。てか、文章にすらなってないような気が・・・;;;

そうやって甘さや笑いに撃沈されつつ、図書館戦争ですからね。ただ甘いだけじゃない。ただ笑えるだけじゃない。児童虐待や障害者に対する配慮、言葉について、などなど。背筋がピンと伸びるような部分も盛り込まれている。有川作品を読むといつも思うんだけど、このバランスが素晴らしい。ホント凄い。こういう風に盛り込まれちゃったら、読者としては完全にノックアウト状態ですよ。もうね、夢中になって貪り読んでしまいました。


あ~面白かった。楽しかった。
何度読んでも、こうやって本を閉じられるような、そんな作品を書いてくださった有川さんに改めて感謝。


そういや、文庫版あとがきで「ファースト」「セカンド」の話が出てますが、これって初めての打ち明け話じゃないですよねぇ。どっかで読んだぞ。だから、どこでかは思い出せないけど、このシリーズの感想記事のどっかか、記事コメントで私も触れてたと思うんだよねぇ・・・。どこでだっけ、な。ん~~~~有川日記?ちょっと記憶がおぼろげなんだけども。そこは、あれ?と思った部分でした。



・マイ・レイディ
文庫化にあたって、アニメ化された時に発売されたDVDの初回限定特別付録だった短編の中で、今回はDVD第三巻の「マイ・レイディ」を収録。その時の感想はこちら

予想通り、この巻にはこの短編。
小牧さんのウダウダっぷりが珍しくって微笑ましい。それにしても、仕事中になんてことしてるんだ、この人はっ!・・・と、思わず説教したくなっちゃいますが(笑)まぁ、こんな小牧さんの姿も普段はなかなか拝めないないので貴重なシーンでしたね~。勝手にラブラブやっててくれ!って感じですね、はい。


・文庫化記念 有川浩インタビュー その1
児玉清さんとの対談が前巻で終わったので、ちょっと寂しいなぁ・・・と思っていたら、別冊には有川さんのインタビューが掲載されてました。おぉ~っとテンションが上がったのは言うまでもありません。
中でも印象的だったのは、例の都条例についてのくだり。
「本はウイルスではなくワクチン」(p310)
「~本を取り上げるのはお父さんお母さんの役目であって、法律で取り上げる、行政で取り上げるというのは、やっぱり間違っています。~」(p311)

もう、本当にその通りだと思うですよねー。純粋培養されたまま大人になったら・・・そっちの方が怖いですね。



(2011.07.25読了)



【図書館戦争シリーズ】
**図書館戦争
**図書館内乱
**図書館危機
**図書館革命
**別冊 図書館戦争Ⅰ
**ドッグ・ラン~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 1
**別冊 図書館戦争Ⅱ
**プリティ・ドリンカー~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 2
**マイ・レイディ~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 3
**ジュエル・ボックス~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 4
**ウェイティング・ハピネス~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 5
**図書館戦争【文庫版】
**図書館内乱【文庫版】
**図書館危機【文庫版】
**図書館革命【文庫版】







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この記事へのコメント

2011年08月02日 14:26
覚悟して読んでも、甘かったですねぇ。
読み直してみると、こっぱずかしくて目が泳いでしまいました。
その反面で、都条例との辛味で、シリーズ全体が強いメッセージ性を持つことを再確認しました。
本を読まない人にも、読んでもらいたいことなんですけどね。
すずな
2011年08月03日 12:52
>香桑ちゃん
何度読んでもこの甘さにはヤラレちゃうねー^^;…と、コメントを描いてるだけで強いお酒が飲みたくなります(笑)
そんな甘さだからこそピリリ入った辛味が余計に引き立つというか…。メッセージ性の強いシリーズという印象が強いよね。
ホント、普段あまり本を読まない人にも読んでもらいたい作品だね。

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  • 別冊 図書館戦争Ⅰ:図書館戦争シリーズ5

    Excerpt:  有川 浩 2011 角川文庫 これも久しぶりに読んだ。粗筋は確かに覚えているけれども、台詞も憶えているけれども、図書隊の面々が以前よりも若々しく感じてしまった。私の感じ方が変わったということは、私が.. Weblog: 香桑の読書室 racked: 2011-08-02 14:27