図書館革命 図書館戦争シリーズ④【文庫版】(有川浩)

シリーズ4作目。文庫版なのでもちろん再読。初読み時の感想はこちら

いや~~~~~~~~~!!シリーズ最大ってくらいに、にまにまにやにやにへにへうへへへへへ~~~~~~~っと怪しい人大全開でした(笑)
初読み時の感想を読んで、あまりのテンションの高さに恥ずかしくなったんだけど、こっちの感想もあまり変わらないような気がするなぁ・・・。ということで、もちろんのことながら、ネタバレしまくりだと思います。この巻だけではなく、別冊の方のネタバレも入っちゃいそうな気がするので、未読の方&文庫で初読み中の方は、これ以降はご遠慮ください。もし・・・ってことがあっても、責任は取れませーん(笑)



ということで。

まずは最大のイベント「カミツレ・デート」ですよーーっ。もうね、もうね、ぎゃぁ~~~~~~ですよーぅ(笑)郁ちゃんのオタオタっぷりと比べて、堂上教官の余裕はなんなんでしょうねーっ!そこはやっぱり、オ・ト・ナの余裕って感じ?読みながら、にへにへうへうへなってしまうのはしょうがないですねー。実は、この時の堂上教官の心境が知りたいんですけど。どう見ても、バレバレな態度の郁ちゃん相手に、余裕ぶちかましの堂上教官は内心でどう思っていたのかしら~~とか、さ。がっつり郁ちゃんを獲りにいってるような堂上教官。その心境やいかに?そこら辺り、か~な~り~気になります。ってか、ここら辺りの堂上教官の心情を読んで、悶えまくりたいって感じでしょうか(笑)

そして、小牧&毬江は順調に愛を育み・・・って感じですね。もう、この二人は安心して見ていられるカップル。そういや、この二人を描いたDVD特典の短編は次の別冊Ⅰに収録でしょうね、きっと。あの小牧さんがなかなか・・・・と、思い返してはニヤニヤしちゃう怪しい人なワタシ;;;

んで、柴崎&手塚ですねーっ!シリーズ全巻を通して読んでるとそうでもないんですが、初読み時では、かなりぶっ飛んだ憶えが・・・。まさか、イキナリあんな行動にでるとは思わなかったよーっ!なんだよ、この二人はっ!まったくねぇ、いきなりキスしまくりなんて、それはどうよ?って感じですが。これがまた煮え切らない二人で・・・って、それは別冊での話でしたね。


え~~ラブ話はこれくらいにして(笑)


事件の方は、これはもうね、なんというか、タイミングが・・・。現実世界とついついリンクさせちゃいますね。マスコミ報道にしても同様に。


そうそう。「パス報道」に関しては、計画停電の時にどこぞでチラッと内輪の話題になりましたが。ホント、あの時にね、これくらいの協力体制っていうか、そういうことは出来なかったんでしょうか。実際にやるとなると、”これくらい”じゃないのかもしれませんが・・・。でも、「停電、節電」と声高に言うだけで、TV局は一体どれくらいの電力を消費してんじゃーっ!?って感じでしたよねぇ。放送内容については、どの局もそれほど変わり映えしなかったような記憶もあるし・・・。

と、なんだかちょっと逸れちゃいました;;;

初読み時の感想でも触れてますが、
「本を読まない人間にとって当麻先生の事件は他人事だ」(p147)
という言葉が耳に痛い。当麻先生のような事件が実際に起こったら、本を読む人間である私は大騒ぎをすると思う。無関心な人々に憤るんだと思う。でも、これが本に関する事じゃなかったとしたら・・・。”他人事”でいる可能性が高い、そんな気がする。そこは、本当にしっかりしなきゃいけないことだよな~と思った。色んなところにアンテナを張って、ちょっと立ち止まって考える。きちんと考える。そう思ってはいるんだけど、それを行動に移せるのか・・・難しいところです。でも、意識だけはちゃんと持ってるようにしたい。そう強く思ったのでした。

と、いろいろ考えさせられたりもしつつ、暴風雨の中の逃避行にはドキドキ緊張しつつ、大阪のおばちゃんのノリには大爆笑でしたね~~~~!もうね、なんなんでしょうね。緊迫した場面の中に、絶妙なタイミングで挟まれる笑いのツボ。考えさせられ、悶えさせられ、泣かされ、そして、大笑いさせられ。ホントに、このシリーズを読む時は大忙しです(笑)

そして、そして!郁ちゃんの告白!はぁ~~~~~~~~長かったねぇ・・・。しみじみ。それにしても、この場面でも堂上教官は余裕でしたなぁ・・・。まぁ、告知されてた訳だから、余裕ありまくりだったのは分かるんだけどさぁ。個人的には堂上教官のオタオタっぷりを拝みたかったなぁ・・・とか思っちゃったり。



「言葉」について。「差別」について。上っ面だけの「言葉」に何の意味があるのか、とか。他にも色々。たくさんたくさん考えさせられ、いっぱいいっぱい気付かされたシリーズでした。そして、それと同じくらい楽しませてももらいました。面白かった!

・・・って、なんだか締めの言葉ですが。本編は終わっても別冊があと2冊ある訳で(笑)そちらでも、思いっきり楽しませてもらいますよーっ!今から、発売日が待ち遠しいです~~~!



・プリティ・ドリンカー
文庫化にあたって、アニメ化された時に発売されたDVDの初回限定特別付録だった短編の中で、今回はDVD第二巻の「プリティ・ドリンカー」を収録。その時の感想はこちら

まぁ、この短編はここでくるだろうと読み通り。
しっかし・・・いっや~~~~~~~!もうね、もうね、もうねーーっ!!!・・・と、言葉になってませんが(笑)柴崎がかわいいっ!可愛すぎるっ!!そして、手塚が・・・・ヘタレすぎる~~~;;;そこが、とーってもかわいいんだけどさ(笑)郁&堂上以上に、煮え切らない、なかなか進展しない二人のジレジレっぷりに悶えまくりでした。


・文庫化特別対談 有川浩×児玉清 最終回
別冊まで続くのかと思っていたら、特別対談はこの巻が最終回でした。ちょっとがっかり。それにしても、有川さんは取材時に、写真を撮らない、メモを取らないってのはビックリでした。取材って、写真&メモが基本だと思ってたから。児玉さんの「図書館が生き物になりました」って言葉に大きく頷く。わかる、わかる。そうそう!ちょっと違うかもしれませんが、図書館に行くたびに「図書館の自由に関する宣言」を読んで、ニマニマしちゃってるのはワタシです(笑)いや、ニマニマするところじゃないってのは分かってるんですよ。分かってるんですけど、あの文章を読むと、ついついこのシリーズのあれこれが頭に浮んじゃうんですよねー(苦笑)そして、有川さんの「小説を書くことは祈りのようなものなんです」という言葉が胸に響く。児玉さんの最後の言葉に大きく頷く私がいました。



(2011.06.23読了)



【図書館戦争シリーズ】
**図書館戦争
**図書館内乱
**図書館危機
**図書館革命
**別冊 図書館戦争Ⅰ
**ドッグ・ラン~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 1
**別冊 図書館戦争Ⅱ
**プリティ・ドリンカー~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 2
**マイ・レイディ~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 3
**ジュエル・ボックス~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 4
**ウェイティング・ハピネス~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 5
**図書館戦争【文庫版】
**図書館内乱【文庫版】
**図書館危機【文庫版】







図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング)
2011-06-23
有川 浩

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この記事へのコメント

2011年07月15日 16:24
読み直すのが久々で、なんだか新鮮な気持ちになりました。
ブログの記事ひとつ書くのでさえ、粘着されないか、荒らされないか、どきどきすることがあります。
職業として書いている人の言葉を用いることへの緊張感はどれほどのものなんだろう、と、ふと、思いました。

それが出版であれ、放送であれ、こんなプライドを持っていて欲しいです。
今だからこそ、改めて、そう思いました。
すずな
2011年07月18日 13:01
>香桑ちゃん
うん、そうだねー。ちょっと時間が開いたから新鮮な気持ちで読めたね。…お陰でテンションも高いし、感想も長くなっちゃった(笑)

そして、私も結構、辛口感想を書くので実はちょっとドキドキしながら記事UPってこともよくあります;;;こんな辺境ブログでこうなんだから、作家さんは…と思うと、それだけでも尊敬の念を感じますね。

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