図書館内乱 図書館戦争シリーズ②【文庫版】(有川浩)

シリーズ2作目。もちろん、何度目かになるか分からないいくらいの再読。初読み時の感想はこちら


まずはお約束をば。
きっと、ネタバレありまくりです(笑)未読の方はご注意を!!




今回も色んなものがてんこ盛り。郁ちゃんの両親攪乱作戦から始まって、小牧&毬江話に手塚兄弟、査問会・・・などなど。大笑いして、しんみりして、怒ってと大忙しの読書。も~~~ねぇ、人前では絶対に読めませんよ、これは。アヤシイヒト確定ですもん(笑)

私的、笑いのツボはなんと言っても「トリか貴様は!・・・」(318)ですねー!読みながら、くる。くる。くるぞー。きたーーーーーーーっ!と、待ち構えて大爆笑しちゃいました。待ち構えてても大爆笑出来ちゃうってのがスゴイなーと思う。こんな破壊力抜群の文章を書いた有川さんと、何度読んでも笑っちゃう自分が(笑)郁ちゃんどころじゃない「トリ頭」なんだろうなぁ、アタシって・・・;;;

他のツボは・・・沢山ありすぎて上げられなーい!んだけども(笑)郁ちゃんのお父さん相手にワタワタする堂上教官とか、手塚兄に連れ出された郁ちゃんを迎えに行った時の堂上教官(の言葉)とか、あとは・・・いろいろ、いっぱい(笑)その度に、ニマニマニヘニヘうきょきょきょきょーーーーっ、と、か~な~~り~~~~な”アヤシイヒト”でした(苦笑)

今回は堂上教官だけではなく、小牧さんにもニヘニヘ~~~~っとさせられちゃったぁ。やっぱりこの人も、熱くて、良いオトコだなーっ。

そうそう。戦争の方で「イヤナヤツ」だった手塚の株がちょっと上がったりもしましたねー。そして、柴崎も。彼女の「あんたたちあたしの逆鱗に触れたのよ」(p363)って言葉には、これも何度読んでもシビレる。カッコイイですねー。私もこの言葉をカッコよく使ってみたいもんですが、そんな機会は訪れる事はなさそうだなぁ・・・。ってか、機会があってもカッコよく使えないんだろうなぁ・・・と、容易に想像できるのがアレなんだけどさ(笑)

・・・と、まぁ色々とテンションを上げられまくって、理性を吹っ飛ばされて読んじゃったんですが。内容としては、重いものではあるんですよね。砂川が図書館のHPで書いてた文章とかね。自分のブログとかでやるんだったらいいけど、公共の「図書館」という場所でやるってことがどういうことか。現実に、こうやってネットで簡単に自分の思いを表明できるようになって、公私の区別と言うかね、そこら辺の線引きがすごく曖昧になってしまったような気がします。ここでその発言をするのはどうよ?と、ちょっと立ち止まることも必要じゃないかなーと改めて思いました。

その他にもいろいろ。


それにしても。このラストであと一ヶ月お預けはなかなか辛いものがありますねぇー。先を知ってても、つーづーきーっ!と喚きたい気分です(笑)早く読みたいよーーーぅ。1ヵ月後が待ち遠しい。


今回の付録短編『ロマンシング・エイジ』は書き下ろし。
ここにはDVD特別付録短編の「マイ・レイディ」がくると思ってたんだけどな~~~。予想が外れてちょっと悔しいけど、小牧&毬江ってのは当たってるからいいか(違)あの事件直後の堂上教官と小牧さんの会話ってのが読めたのは嬉しいし。読みながらうほうほ~~~っとしちゃいましたよー。それにしても、これも極甘ですねぇ~~~!読んでるこっちがコッパズカシイ。でも、なんというかね、上手い言葉が見つからないんだけども。安心して見ていられるカップルだなーと、安定してるカップルだなーと思いました。ホッと息抜きしたい時に眺めていたいカップルって感じです、私的に。


(2011.04.25読了)


【図書館戦争シリーズ】
**図書館戦争
**図書館内乱
**図書館危機
**図書館革命
**別冊 図書館戦争Ⅰ
**ドッグ・ラン~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 1
**別冊 図書館戦争Ⅱ
**プリティ・ドリンカー~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 2
**マイ・レイディ~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 3
**ジュエル・ボックス~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 4
**ウェイティング・ハピネス~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 5
**図書館戦争【文庫版】





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さて。ここからは感想とは関係ない愚痴になります。なので、楽しい気持ちのまま終わりたい方はここでお退き返しいただけると有り難い。でも、一言書かずにはいられない。

この内乱に収録された短編は「書き下ろし」なんですが、諸事情で先に「有川浩、応援結晶」の方で公開されています。この有川さんの寄稿文を読むと、もうね、すっごく堪らない気持ちになります。そして、こんな文章を有川さんに書かせたということに怒りを感じます。ぶっちゃけ大激怒です。その前にはこれを、そして、こんな文章も、有川さんに書かせている。先にも書いてますが、自分のブログとかに自分の意見を書くことには何も言えませんが、せめて、それ以外の場所に書き込む時は「この場所にこれを書いたら・・・」ということを考えて欲しいもんです。(おまけに、今回の件は作家さんにではなく、営業サイド、つまり出版社の方に言うべき事だと思うんですよねー。)なんでもかんでも書いていいってもんじゃない。・・・と、有川さんにこれを書かせた事情を思い返すと沸々と怒りが湧き上がってきます。それも「図書館戦争シリーズ」を読んだ人がやったんだと思うと・・・。今回の件で、有川さんだけでなくアニメに関わった人達にも酷い言葉を投げつけたんだということを自覚して欲しい。言葉は救いにもなるけど暴力にもなる。この作品を読んだ人なら・・・と思わずにはいられない。

えー、一応、言葉を選んで書いてるつもりなんですが、これ以上続けると暴言吐きまくり~~になりそうなので、これ以上は書かない。感想より長くなりそうだし;;;・・・けど、なんか気持ちが収まらなくなってきたので、別所で吐いとこうかな。これ以上、怒りを溜めない為に。



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図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫 あ 48-6 図書館戦争シリーズ 2)
角川書店(角川グループパブリッシング)
2011-04-23
有川 浩

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この記事へのコメント

えぐ
2011年05月06日 14:39
こんにちは。 私も応援結晶の有川さんの文章見て泣きそうになった一人です。
掲示板のやり取りは削除されてたので知らないのですが、有川さんのコメントの落ち込みようを見れば想像がつくというものです。なんだか寂しいですよね。
すずな
2011年05月07日 12:43
>えぐさん
本当はこの記事で触れるつもりはなかったんですが、ちょっと我慢できなくなってしまって^^;
有川さんの文章を読むと、切なくって堪らない気持ちになりますよね;;;
2011年05月10日 01:37
こんばんは。
あの一件、ちょうど「シアター2」が出た後だったと記憶しています。
有川さんに、御自分の書かれた「シアター2」を読み直してもらいたくなったもの。
作品を私有化しようとするのはファンの領分ではないのです。
作品を愛する人たちがいることを、忘れずにいてもらえたらな。
心から応援し続けたいものです。
すずな
2011年05月10日 12:43
>香桑ちゃん
書くつもりはなかったんだけど、この記事を打ってたらつい…^^;;;
正直、「ファンとは呼びたくない」って気分。
…って、打ってるだけで怒りが再燃してくるし、堪らない気持ちになっちゃうなぁ。。。

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