図書館戦争 図書館戦争シリーズ①【文庫版】(有川浩)

待ちに待ってた「図書館戦争」の文庫化です!とはいえ、すでに単行本で購入&読了済みなんだけどね~(笑)でーも!ここ数年は、知人に本編4冊を貸したまま返ってこず、弓きいろさんの漫画が単行本で発行され、それを手に取るたびに、「うぅぅぅ、原作読みたーい!」と悶え苦しんでおりました。ようやくその苦しみから解放されるのかと思うと、嬉しくってしょうがない。・・・って言うと、かなり大袈裟ですが(笑)そんな訳で、いつでも読みたい時に再読できる喜びをヒシヒシと感じつつ、早速、再読しました。

ということで、単行本版の感想はこちら

前置きが長くなっちゃいますが、私にとってこの「図書館戦争シリーズ」は特別な作品です。有川さんに出会ったのがこの作品だというのもありますが、この作品をキッカケに、遠方に住む、読書以外の趣味で出会った友人と読書について語ることになり、そして、その楽しさが膨らんでこのブログを開設するに到ったんですよね。ブログを開設したことで、色んな読書ブロガーさん達と交流させてもらい、それが面白い作品たちとの出会いとなり、私の読書生活がとっても充実したものになりました。この作品に出会わなければ、それはなかった訳で。この作品は私にとって本当に特別で大切な作品です。



なんだか、すっごい真面目な感じになっちゃいましたが・・・。ここから気分を変えて、いつも通りはっちゃけたいと思いまーす(笑)
ということで、未読の方はご注意を!思いっきりネタバレしまくってます。




もーーーーねぇ!何度も読んでて展開はすっかり頭に入ってるっていうのに、やっぱり楽しい。堪えきれずに噴出したことが何度あったことか!思わず涙腺が緩んじゃった事が何度あったことか!読みながらテンションがどんどん上昇していくのが分かりました。理性を保ったままの読書なんて到底、出来ませんですよー。

中でもやっぱり「クマ殺し」のエピソードはNo.1ですねーっ。分かってんだけど、分かってんだけどっ!どーしても、あの場面では大爆笑しちゃいます~~~。郁ちゃん、男前過ぎます~~~~(笑)堂上教官以来ってのもツボですね~。

堂上教官が、郁ちゃんに「王子様」と呼ばれるようになった事件とか、面接時のエピソードとかを回想する部分は読みながらニマニマウルウルニヘニヘ~。

稲嶺司令の「日野の悪夢」の回想にはウルウル。何度読んでも胸を締め付けられる。

そして、「・・・手塚って最初はこういうヤツだったなぁ。ムカツク。」とかね(笑)再読ならではの感想もあったりして。こんないけすかないヤツが最後には・・・そして、別冊では・・・とかさ~~。これからの手塚を思い出してはニマニマしちゃうんですけどー(笑)あぁ、再読ってこういう楽しみがあるんだなぁ。新刊を読む時のような期待感はないけど、再読は再読でとっても楽しいもんですねー。と、後々のヘタレ手塚を思い浮かべながら怪しい人なワタシなのであった。・・・なんかちょっとイジワルじゃないか、ワタシ;;;


と、そんなこんなで笑ったり、時に泣いたりしながら、思わず眉間に皺を寄せちゃいながら読んでしまう部分もあります。著者も文庫版のあとがきで書かれていますが、この作品を最初に読んだ時にはある意味、絵空事だったことが、最近、絵空事ではなくなりつつあるという事実。陰惨な事件が起こる度に繰り返される議論。そして、条例改正が首都で可決されたということは、ひとつの自治体だけだという話にはならない。それだけでは済まなくなるんでしょう。マスコミのスルー具合とか、「お話」を読みながら、スッと背筋が寒くなることもあった。どうか、この先もずーーっと、この作品を「絵空事だ」と、「お話だ」と、読める社会でありますように。本文中に出てくる「本を焼く国はいずれ人を焼く」(p291)という社会になりませんように。強く強く願うばかり。



文庫化にあたって、アニメ化された時に発売されたDVDの初回限定特別付録だった短編「ジュエル・ボックス」が収録されています。
その時の感想はこちら

いや~~~~~~~~~~!これはねーっ!ねーーーっ!!・・・って、これじゃ意味不明だし(笑)でも、キチンとした言葉にならないですよねーっ!
最初に読んだ時の感想でも書いてますが、奥歯がむにょむにょしまくりながら読みましたよー。むず痒くってたまりませんでした。『どーじょーきょーかぁーーーーん!』って大声で叫びたい気分です。ひーひーひーーーーっと身悶えしながら読みました。・・・完全に理性が飛んでます;;;

それにしても、郁ちゃんってばさ、どうやって酔っ払いの荒れくれオトコどもに気付かれずに掘りごたつの中に潜りこんだんでしょうねー。その姿を想像しただけで噴出しちゃうんですけど。それにしても、見たい。その場面をこの目で見たーーーい!もんです。いや、ホントに。


そして、この文庫にはもうひとつ特別付録がついてます。「文庫化特別付録 有川浩×児玉清 その1」。いや~これも、かなり読み応えがありましたねー。雑誌(ダ・ヴィンチ)掲載分は読んだんですが、こんなに読み応えのある対談だとは思わなかったです。これは、この先も楽しみです。早く読みたい。


これから8月までの5ヶ月間、毎月のように、こうやってテンション上げて、怪しい人になりながら(笑)、「図書館戦争」の世界にどーーーっぷり浸かれるんですねぇ。泣いたり笑ったり悶えたりと忙しい読書。想像しただけでも嬉しくなってきます。
半年間(県庁おもてなし課含)の『有川祭』を思いっきり楽しみたい!



(2011.04.24読了)



【図書館戦争シリーズ】
**図書館戦争
**図書館内乱
**図書館危機
**図書館革命
**別冊 図書館戦争Ⅰ
**ドッグ・ラン~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 1
**別冊 図書館戦争Ⅱ
**プリティ・ドリンカー~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 2
**マイ・レイディ~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 3
**ジュエル・ボックス~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 4
**ウェイティング・ハピネス~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 5






図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫 あ 48-5 図書館戦争シリーズ 1)
角川書店(角川グループパブリッシング)
2011-04-23
有川 浩

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この記事へのコメント

piku.chibiの母
2011年04月27日 09:38
すずなさん。相変わらず早過ぎ(^o^)
私は、土曜日に入荷の確認をして月曜日に購入し、まだ未読です。「いつでも読めるからいいや-、好きな時に」と思っていたのに(^_^;)
私もこの「図書館戦争シリーズ」が、有川作品に触れた最初だったのです。(すずなさんのお陰です。有難うございます。m(_ _)m)
すずなさんの、ブログを見て色んな本に出会え、高校を卒業以来久々の読書熱に浸る毎日です。(高校卒業うん10年ですけどね(^_^;))
コミックも見たいのですが、肝心の1巻が書店に無いので、予約を入れようか迷っている情けないpiku.chibiの母でした。(^^;)
すずな
2011年04月27日 12:47
>piku.chibiの母さん
いやいや。有川作品は手元にあると我慢できないので^^;他の本をうっちゃって先に読んでしまったのでした(笑)
あ~この作品が初有川さんだったんですねー!この作品は本好きには本当に堪らない作品で、一気に有川ファンになっちゃいますよね。こちらこそ、こんなむちゃくちゃな大騒ぎ(笑)な感想からお手に取っていただけたなんて嬉しい限りです♪ありがとうございます!
コミックの1巻は在庫無でしたか;;;ネット書店という手もありますよー(悪魔の囁き)まぁ、もしもの時はご連絡くだされば。すずな図書館がありますので(笑)
2011年04月30日 23:38
こんばんは☆
今度こそ、真面目っぽくレビューを書こうと思ったんだけど、挫折しました。
だって、にまにまするもん。うはうは笑うもん。
テンションの変なところにスイッチが入るよね。
すずな
2011年05月02日 12:40
>香桑ちゃーん
さすがにこの作品で”真面目っぽく”は無理でしたか~(笑)でも、しょうがないよー。どうしたってテンションがあがっちゃうもんね~☆
私は最初から真面目路線は諦めてます^^;

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  • 図書館戦争:図書館戦争シリーズ1

    Excerpt:  有川 浩 2011 角川文庫 このブログを始めることになった記念の一冊が文庫化された。恥ずかしいので、最初の記事にリンクはしないぞ、っと。この本を通じて知り合った人は、幾人になるだろうか。気に入った.. Weblog: 香桑の読書室 racked: 2011-04-30 11:35