折れた竜骨(米澤穂信)

うわーっ、面白かった!読むのを止められなくって、思わず一気読み。夢中で読んだ。

米澤さんってこういうファンタジー系も書かれるんだ~!と意外な作品でした。米澤作品の中ではダークな感じの作品が好きなんですが、これは別な意味で好きでした。ぶっちゃけ、モロ私好みの作品っ!って感じ。お陰で、次の日を気にしつつも先が気になって、ついつい読み耽ってしまったのでした。次の日は仕事中に睡魔に襲われつつ頑張りましたよ~(笑)

十二世紀末のヨーロッパ。ソロン諸島の領主を父に持つアミーナ。自然の要塞である島の中で彼女の父が殺害され、魔術師に操られて父を殺害した「走狗(ミニオン)」を、魔術師を追って島にやってきた騎士と一緒に探しだすことに。走狗の容疑者は8人。果たして誰が・・・。

魔術師に騎士、「呪われたデーン人」とか、剣とか・・・。もうね、そういう設定だけで私のツボを押さえまくりなお話な訳ですよ。それに、犯人探しのミステリまで加わってるんですもん。「きたきたきたーっ!」と叫びたくなるくらいの高揚感を味わいながら貪り読みました(笑)

そして、犯人!私的には「・・・そ、そうきたかーっ!」でした。ヤラレタ;;;そうくるとは思わなかったんだよねー。思い返せば、確かに伏線はそこここに散りばめられたんだけどさ~。全く気付いてなかった;;;まぁ、あれだけテンション上げて読んでればねー。気付くものにも気付かないよねー(笑)犯人だけじゃなく、デーン人の方もねー。そこで、そうくるのか!と驚きの連続でした。

ミステリなので、あんまり詳しく書くとネタバレしちゃいそうなのでこれくらいで。

最初から最後までとっても楽しめました。面白かった!米澤さんには、今後もこういう作品も書いて欲しいものです。



(2011.02.17読了)




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この記事へのコメント

2011年02月25日 22:53
こんばんは^^
面白かったですよね。
始めは二段組なのと、カタカナが多いのとで時間がかかりましたが、はまると読む手が止まりませんでした。
犯人はまーったく想像していない人でした^^;
すずな
2011年03月01日 12:38
>苗坊さん
読む前はその厚さにちょっと躊躇したんですが、読み始めるとそれが気にならないくらい面白かったですね!私も一気読みしちゃいました。
犯人には私も驚かされましたよーっ!びっくりでしたね。
べる
2011年03月03日 07:29
記事のテンションが高いので、すずなさんのお気に入り具合がわかりますね(笑)。私は前半は人物名やら設定にかなり手こずったところもあったんですよ(海外モノ苦手^^;)。でも、慣れてきた頃からぐーっと引き込まれて面白くなりました。こてこてのファンタジーだけど、ミステリとしてもきっちり成立しているところが良かったですよね。それにしても、塔の脱出法には目が点になりました^^;続編あるといいですよね~(ロマンスつきで(笑))。
すずな
2011年03月03日 12:36
>べるさん
はははは^^;私ってわかりやすいですよねー(笑)
私も海外モノは名前を覚えられなかったりで苦手なんですが、この作品はそうでもなかったかな。最初からのめり込んで読みました。
ファンタジーなのにミステリとしても成立していて、楽しめたのが良かったですね♪塔の脱出法にはびっくりでしたけど(笑)
ロマンスつきでの続編を期待したいですね~。

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