昼咲月見草(野中柊)

植物にちなんだ連作短編集。

初読み作家さん。・・・だと思う。最近、どうも自信がないんだけども(笑)もしかしたらアンソロジー集で読んでるのかもしれませんが、私的には初読み作家さん!ってことで。

以前から気になっていた作家さんだったんですが、このタイトルになんとなーく惹かれて手にとってみたんですが。・・・うーん、うーん。可もなく不可もなくって感じかなぁ。

ほとんどのお話が(最後のタイトル作品以外、かな)女性が主人公なんですが、女同士の友情、娘のピアノ教師との不倫、青春時代の苦い恋などが描かれた短編たち。それなりに読み応えはあるとは思うけれど、もうちょっと重くどよぉ~~んとしててもいいかなぁ、もうちょっと切なさでキリキリ痛くってもいいかなぁ、なんて思っちゃいました。なんていうんでしょうか、まぁ、ぶっちゃけると・・・ちょっと物足りない、そんな感じかな。さらりと読めるのはいいけど、読了から10日が過ぎて感想を書こうとするとですね、あまり内容を覚えてないってのもあったり;;;まぁ、これは、私の記憶力の問題って部分も大いにあるとは思いますが。でも、読了した時にも「・・・うーん;;;」と思ったのは事実だし。

なんだか辛口気味になっちゃいましたが、それでも好きだったのはありました。「羽衣草」なんかは印象に残ってるし、好きでしたね~。でも、主人公よりもその叔母に興味が。私が50代になった時、姪っ子との関係ってこんな感じなのかなぁ・・・なんて思っちゃったして。いつかオトナになった姪っ子と、酒を酌み交わしつつ恋バナとかするのかなぁ・・・とかね(笑)なんだか、物語とは違う部分で印象に残ったような気もしますが・・・。あ、その文章の中で、主人公が同僚男性について「データが更新されてなかったなあ、と思う」って記述があったんですが、お~なんかそれ、分かるわ!と思ったんですよね。毎日、会ってるのに、ある時にふいに「あれ?なんかいつの間にかオトナになってたのねぇ・・・」って気付いて驚くことって、うん、あるよなぁ~と、そんなことを思ったのでした。


期待の割りにはイマイチだった初読み作家さん。今は図書館本や職場の同僚から回ってきた本でアワアワしてて無理だけど、ちょっと余裕が出来たら他作品にも挑戦してみようかな、とは思ってます。が、どうなることやら・・・(笑)





・銀杏
・椿
・羽衣草
・欅
・昼咲月見草



(2010.12.12読了)



昼咲月見草
河出書房新社
野中 柊

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