若様組まいる(畠中恵)

アイスクリン強し」の続編。ですが、内容は若様たちがどうして警官を目指したのかという前日談になってました。

ということで、「アイスクリン~」ではミナが主人公のお話だったのが、今回は若様組の長瀬が主人公のお話。若様組が警官を目指して入った教習所で巻き起こった事件。

・・・「アイスクリン~」の内容を、なんだか、かーなーりー忘れているような気がするなぁ;;;と思いつつ読みました。で、この記事を書くにあたって「アイスクリン~」の記事を読み返したんですが・・・やっぱり、忘れてしまってたようで;;;そうか!ミナと沙羅の恋模様とかあったんだったなぁ・・・とか、まぁ、色々ちょっとは(え。)思い出しました(苦笑)

教習所で起こる事件。真相の方は、そんなもんだろうという予想範囲内で、ミステリ的にはちょっと物足りない。でも、前作でもそんなゆるーい感じだったと思うので、そこはあまり突っ込まず、若様達の奮闘振りを楽しむ!という方向で読むといいかな、と。ということで、ミステリ的にはイマイチ感は拭えませんが、私的にはそれなりに楽しめました。前作よりも面白かったような気がします。・・・気がするって!と自分で突っ込みをいれますが(笑)や、前作の内容をうろ覚えなんで、あまり断言できないんですよね;;;でも、たぶん、そうだと思います。←かなり弱気(笑)

ただねー、長瀬が若様組の誰にも何も告げずに消えたのはどうかなーと思っちゃいましたけど。どう考えても、リーダー的存在の長瀬が、「後を託す」というとちょっと大袈裟だけど、誰にも一言も伝えずに消えるっていうのが解せない。拉致されたとかいうんだったら解るけど、そうじゃなかった訳だし。その部分は、どうもシックリこなかったんですよね。うむむむ。

若様組がメインのお話でしたが、前作同様、ミナのお菓子が美味しそうで!読みながら「私にもひとつくれ!」なんてことを思わず呟いてみたり(笑)

このシリーズ、どんどんお話を脹らませていけそうですよねー。ミナと長瀬のお話や、沙羅との恋話、若様組の奮闘振りなどなど、「しゃばけ」と並ぶシリーズになるのかな。どっちも続編が楽しみです。・・・でも、その前に「アイスクリン~」を再読したい、かな(苦笑)



(2010.12.20読了)





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この記事へのコメント

べる
2011年01月10日 23:51
私も長瀬が突然いなくなっちゃったのはどうかと思いました^^;前作よりは作品の方向性の焦点が合っていて、読ませどころがはっきりしている分、面白く読めたかな、と思いましたね。前作は全体的に書きたいことが散漫になってしまって、中途半端な印象があったので。でも、次は後日譚で、沙羅お嬢さんとの恋愛話も絡めて欲しいな~と思いました。
すずな
2011年01月12日 12:43
>べるさん
長瀬が突然いなくなったったのは、やっぱり「どうよ?」と思いますよねぇ。誰かに一言でも伝えるとか、伝言とか出来ただろうに…と思ってしまいます。
私が前作の内容をあまり覚えてないのは、「書きたいことが散漫になってしまって中途半端な印象」というだったからなんだろうな~と、べるさんのコメントを読んで思いました。…たぶん(笑)←まぁ、私の記憶力の問題というのが正解でしょうが^^;
次は沙羅お譲さんとの恋愛話が読みたいですね!

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  • 畠中恵/「若様組まいる」/講談社刊

    Excerpt: 畠中恵さんの「若様組まいる」。 明治二十三年、ミナこと皆川真次郎は西洋菓子屋を開いた。店には、旧幕臣の「若様組」の面々や、 女学校に通うお嬢様・沙羅が甘い菓子と安らぎを求めてやってき.. Weblog: ミステリ読書録 racked: 2011-01-10 23:46