風が吹けば(加藤実秋)

うーむ。むむむむむ・・・。
と、のっけから唸っちゃってますが。なんというかねー、感想が書きにくいんですよね。ということで、読了後の感想がなかなか書けずにちょっと放置しちゃってました;;;さすがに、そろそろ・・・と、重い腰を上げた次第。ということで、短め感想になりそうです。あと、辛口感想になっちゃいました;;;ご注意を。



高校生の男の子が84年にタイムスリップし、その頃の”つっぱり”高校生たちと交流したっていうお話。
・・・という、まさにそれだけのお話なんですよね;;;イマドキの高校生が80年代にタイムスリップしたら、そんな反応をするだろうなー。そして、ちょうど自分の親世代な訳だから、「自分の両親は・・・」とか思っちゃうんだろうなー。もしかしたら、自分の両親とも関わりが・・・うわ、映画の「バックトゥーザ・・・」みたいな展開!?という、最初の予想を裏切らない展開でした。あ、でも、両親には全く会わなかったですね~。かわりに、親友の両親には会ったけど(笑)

個人的には主人公の健太よりも、健太が最初に知り合った久保田くんの方に興味津々でして。健太のタイムスリップの話に動じる事もなく、すんなり自分の家に連れて行ったり、あれこれと世話を焼いてくれたりもして。どういう子よ?と思っちゃいましたね~。てか、ちょっとご都合主義的な部分も感じちゃったりもして。普通、そこまですんなり信じたりするかなぁ?・・・なんて、違和感というかね、そんなものも感じましたね。で、最初は「ちょっと胡散臭いなぁ・・・なんか、裏があるんじゃ・・・」なんて思ってたんだけど、本当に純粋な好意(好奇心?)だけだったみたいで・・・。ある意味、拍子抜けしちゃった部分もありました。

で、結局のところ、健太が80年代に行ったのはなんだったのでしょう。健太が過去に行った事でそんなに変わったところもなかったような。まぁ、多少は健太が変わった(成長した)のかな、と思わないでもないんだけど。あ!年上の友人は出来ましたね(笑)

たしかに、80年代を過ごしてきた私が読むと、懐かしかったり、ちょっと痛かったり(笑)もしましたが、内容的にはあまり無かったような気が・・・。読み終わって「だからなに?」な~んて、ちょっと辛口気味なことを口走ってしまうような、そんな感じでした。


・・・読了して数日過ぎたら、内容もそこまで残ってないような。うーん、ちょっと残念な読書でした。



(2010.10.11読了)




風が吹けば
文藝春秋
加藤 実秋

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この記事へのコメント

べる
2010年10月18日 07:48
ははは。あまりにも自分と感想が同じなので笑ってしまいました。ほんと、読み終えて「だから何?」って言いたくなりましたねぇ・・・作者の80年代への熱い思いは感じ取れましたけどね(苦笑)。
すずな
2010年10月18日 12:48
>べるさん
あ、あらら…べるさんと同じ感想でしたか^^;
そうなんですよねー。作者の80年代への思いは感じたんですけどねぇ。それ以外には…ねぇ;;;ちょっと残念でしたね。

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  • 加藤実秋/「風が吹けば」/文藝春秋刊

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