黒い家(貴志祐介)

第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。

ひー;;;めっちゃ恐かったよーっ!

著者の「クリムゾンの迷宮」を読んだ時に、いきつけの読書ブログ様であるべるさんの「ミステリ読書録」のレビューで触れられていて、「これは読まねば!」と読んでみました。

いや~~~~~ホントに恐かった;;;
ドキドキやバクバクというよりも、ハラハラ。それもハラハラハラハラハラハラってくらい(笑)心臓が口から飛び出るかと思った。緊張というかなんというか・・・ね、読んでる間中ずっと身体中に力が入ってたようで、読了後はグッタリでした。めちゃくちゃ疲れました。

先日読んだ本の中で「生きてる人間が一番怖い」という記述があったんですが、その時に使われた意味とはちょっと違うんだけど、それでもその言葉が「まさにその通り!」って感じでした。作品中に溢れる「悪意」というかね、そういうドロドロとした人間の感情に圧倒されまくりでした。読了後もしばらくは引きずってしまったくらい・・・。

読みながら、本当にこういう人はいるのか?と思う。思いつつも、「いるかもしれない」よりも「いるんだろうなぁ」と思ってしまう自分がいます。だって、日々のニュースの中に、それに近い人がしばしば登場しますもん。最近のニュースだと、幼児二人を置き去りにした母親とか・・・ね。私は同じ立場になったことはないですが、それでも、もうね、私の理解を軽ぅ~~く超えている。おまけに「事実は小説よりも奇なり」っていう言葉もあるんですよね。それって、この作品に登場するトンデモナイ人の上をいく人が現実にもいるだろうってことでして・・・。それを完全に否定できない自分もいたりして。うーん;;;人間ってホントに怖い・・・。

正直、犯人は最初から分かってたので、主人公の行動(手紙とか)に「うわーばかばかばかばかーっ!」と心の中で罵りまくりでした。・・・相変わらずガラの悪い読者です(笑)主人公の不用意な言動に「いいかげん気付けよ!」と突っ込みつつ、本気でハラハラしまくりでした。ある意味、犯人の行動よりも、そっちの方が恐かったとも言えるかもしれませんが(笑)


ハラハラビクビクの読書。本当に恐かった。恐かったけど、面白かった。こういう恐さってクセになりそうで、ちょっと困りものなんだけど(笑)




(2010.07.31読了)




黒い家 (角川ホラー文庫)
角川書店
貴志 祐介

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この記事へのコメント

べる
2010年08月05日 08:10
わわわ。名前を出して頂き恐縮です~^^;;これはほんとに怖かったですね。大竹しのぶさんが主演した映画の出来がまた素晴らしく怖くて(^^;)、未だに大竹さんがクライマックスで包丁持って主人公を追いかけて来るシーンを頭に思い浮かべるとぞぞっとします^^;人間の怖さに身震いさせられた一作でした。読んで頂けて嬉しいです~^^
すずな
2010年08月05日 15:34
>べるさん
うわわわ。こちらからご挨拶に伺わねば!と思ってたのに、出遅れてしまいました。すみません;;;コメントどうもありがとうございます♪

すっごーーく怖かったです!でも、先が気になって読むのはやめられなくって…。映画化もされてるんですね~!大竹さんならホントに怖そう^^;興味はありますが、見るのはやめにしときます(笑)
印象的な作品との出会いをありがとうございましたm(__)m

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