プロムナード(道尾秀介)

道尾さんの初エッセイ集。

エッセイは苦手なので読もうかどうか迷ってたら、予約にちょっと乗り遅れてしまいました(笑)余計に「どうしよう?」と思いつつ、これが”初”エッセイなので「とりあえず読んどこうかなー」と手に取ってみることに。

うわ、面白いよ!

意外にも面白くって、思わず一気読み。・・・めっちゃ失礼な発言ですねー;;;でも、これって、私的には最大の誉め言葉なんですよー。エッセイは苦手で、途中で飽きてしまうことが多いんですよね。その中でも、万城目学さんは例外だったんですが、道尾さんも例外の仲間入りです。ということで、なんだか上から目線の暴言吐きまくりのような気がしますが(苦笑)。予想外に面白かったので、ちょっとテンションが上がっちゃったんだな~と理解していただけるとありがたい。

エッセイなのにオチがしっかりしていて、エッセイではなくショートショートでも読んでるような気分になりました。おぅ!そうきたかー!そうくるかー!・・・ぶ。ぶぶぶっ。と、とーっても楽しませてもらいました。そうそう!「月の恋人」でのエピソードに使われていた「あめんぼ」も出てきてテンションが上がったりもしました。

あとですねー。道尾さんの文章を読んで「あ、私もだ;;;」と思い当たる節がありすぎた部分がありまして。私は感想で「ミステリ的にはイマイチ」って表現をよく使うんですよねー。これについては、ちょっと反省(笑)道尾さんにそんな風に言われるとなー;;;でもきっと、これからもそういうことは思っちゃうんだろうなーというのも分かっちゃってるんですよね・・・。だって、ミステリ好きなんですもん。なので、その手の言葉は”出来るだけ”使わないようには善処しようと思いましたです。色眼鏡なしに読むように。・・・無理かもしれないけど(笑)

17歳の時に初めて描いた絵本と19歳の時に初めて描いた戯曲も収録されている。

この絵本が良く出来てますね~!いや、びっくり。本人は「画才はない」って書かれてますが、そんなことはないんじゃないかなーと思いました。そして、「めでたし、めでたし」で終わらないところが、道尾さんらしいというかなんというか・・・。うわ、オチはここじゃなくて先があるのか!そうきたか!でして。思わずホロリとさせられました。

戯曲の方もね、なかなか面白かったですよー。最後は誰だったんでしょうねぇ。素直に読むと男1かな、と思うんですが、いや、女かもーとも思えるし。そうなると、いやいや、やっぱり・・・とか考え出してしまいます。うむむむむ。


と、道尾さん初エッセイ集はとっても楽しめました。次が出たら、今度は迷わず手に取っちゃうんだと思います。



(2010.08.20読了)



プロムナード
ポプラ社
道尾秀介

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  • 道尾さんのエッセイ

    Excerpt: 「プロムナード」を読みました。 著書は 道尾 秀介 「球体の蛇」や「カラスの親指」の 道尾さん 初のエッセイです これが 面白い クスッと笑える そんな感じ 作家さんだけあって 1つ1つの話が.. Weblog: 笑う学生の生活 racked: 2011-01-23 12:10