御不浄バトル(羽田圭介)

初読み作家さん。

ちょっと前に、「学食で一人で食べるのがイヤだから昼食をトイレでとる大学生が増えている」という話を聞いて、すんごーーーく驚いたことがあった。いくらなんでもトイレってのは考えられなーい!てか、トイレで食べるくらいなら一人で食べろ!と突っ込んだんですが・・・。みんながワイワイ言いながらランチしてる横で、一人で食べるのは・・・と思う気持ちもわからなくもないですが、だからってトイレで食事をするって気持ちは理解できません;;;まぁ、私はわりと一人旅も多いので、お店で一人で食べたりってことにそこまで抵抗を感じないからかもしれませんが。

そんな時に、新聞広告で目にしたこの作品。あらすじと表紙イラストに興味を惹かれて手に取ったんですよね。大学生じゃなく、サラリーマンがトイレで食事してる!というのがなかなかの衝撃でして。でも、読んでみたら想像してた内容とはちょっと違ってて、あれ?って感じでした。まぁ、トイレで食事するって場面もあるにはあったんですけどね(笑)

厳しい日々を送るサラリーマンの唯一の息抜きの場がトイレで、そのトイレで食事したり寛いだりの様子がメインのお話なんだと思ってたんですよね。いかに「トイレで寛ぐ」のが素晴らしいのか!みたいな。ちょっとユーモラスで笑えるお話。

ところが、大学を卒業して就職した悪徳会社を、いかに自分有利に退職するか、その闘い?の日々というお話がメインでして。おまけに、トイレでの寛ぎ方がだんだんとエスカレートしていって・・・。どうもストンと私の中に収まってくれないお話でした。初読み作家さんだったんだけど、文章自体はすんなり馴染めたので良かったんですが、内容的にどうもスッキリしない感じ。

タイトル作以外にもう1編収められてたんですが、こっちはこっちでなんだか印象の薄い作品でして・・・。読了してから1週間以上が過ぎてしまった今では、内容もぼんやりとしか思い出せなくって;;;

どうも、期待が大きすぎような、そんな感じ。




・御不浄バトル
・荒野のサクセス


(2010.08.17読了)






御不浄バトル
集英社
羽田 圭介

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