楊令伝十三 青冥の章(北方謙三)

完結までこの巻を含めて残り3巻。ラストに向かっていよいよ最後の盛り上がり?・・・という訳ではないんでしょうが、なんだか久々に夢中になって読んだような気がします。

童貫との闘いが終わってから、なんだかまったり~な雰囲気が漂ってたんだけど、この巻は久々にテンションが上がりました。「闘い」を求めてる訳ではないと思いつつ、「闘い」のある方がテンション上がるんですよねぇ;;;なんなんでしょ?

この巻では、簫珪材と岳飛の闘いにドキドキしました~!私の少ない知識を総動員(笑)して、「歴史的にはたしか岳飛が勝つんじゃ?」と思いつつ、どっちが勝ってもおかしくない、どっちにも負けて欲しくない、そんな気持ちで読みました。いや~手に汗握る対戦でした。やっぱ、こういうハラハラドキドキの緊張感が必要なのかな、なんてことを思っちゃったり。

楊令の目指す梁山泊。交易での利が冗談じゃないほど膨れ上がってきて、「みなの気持ちがひとつ」にならなくなってくる。元々が「闘う集団」だった訳で、そんな人々にとっては、「天下を目指す」って自然な欲求なのかもしれません。これから梁山泊はどんな道を辿るんでしょう。その時、楊令はどんな決断を、選択をするのでしょう。秦容がだんだんと実力を発揮してきたりで、最後に楊令がどうなるのか、私的にはそこら辺がすっごく気になるポイントだったりします。

・・・それにしても、季富はシブトク生き残ってるなぁ。この人がこんなに活躍?するとは思ってなかったんで、ちょっと驚きを持って毎巻読んでます(笑)だんだんと世代交代が進んでる中、ここまできたら、最後まで生き残りそうな人物のひとりですが。果たして、どうなることやら・・・。



(2010.07.12読了)





楊令伝 13 青冥の章
集英社
北方 謙三

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