川をくだる小人たち(メアリー・ノートン)

床下の小人たち」「野に出た小人たち」に続く小人シリーズ第3作。

森番の小屋でいとこ家族と再会したアリエッティ親子。このまま静かに暮らせるのかと思ったのも束の間、人間達がいなくなることになり、アリエッティ達もここでの暮らしが続けられなくなることに・・・。

人間の住む家での借り暮らし。野原での生活よりも危険は少なくなったものの、いとこ家族と一緒に暮らしていくというのは色々な軋轢も生れてしまう。ホミリーとポッドは、先住民であるヘンドリアリ一家に遠慮しながらの生活に思うところもありつつ、我慢の生活を続けていた。そんな矢先にアリエッティから人間達が家を出て行くことを聞いて、自分たちも旅立つ事を決める。

シリーズ2作目の冒頭の話から、人間のトムとアリエッティの交流する様子がもっと描かれてるのかと期待してたんだけど、意外や意外!二人の交流の様子はほとんど描かれてなかった;;;そういう部分はちょっと残念だったなー。小人たちだけの話もいいけど、せっかくなんだからさ~、アリエッティ視点でもいいから二人の交流の様子が読みたかった。

一人で暮らすスピラーの助けを借りながら、下水管をくだり外へ出たアリエッティ親子。今度は川を下る冒険が始まります。本当はスピラーと一緒に下る筈だったのに、予期せぬ大雨のお陰でヤカンに乗ったまま川に流されてしまった親子。

そこへ、あの!2作目に登場したマイルド・アイがまたしても登場ですよ;;;いや~~~~ドキドキしたよーーーーっ!どうなるの?どうなるの?と心配で心臓が壊れるんじゃないかと思うくらいバクバクしちゃったよーっ!スピラーの活躍のお陰で、なんとか危機を脱する事が出来て本当に良かった。でもね、緊張しすぎてぐったり疲れちゃった(笑)それにしても、スピラーってば!いいところに登場するわね~。なんだか美味しいとこ取りって気がしないでもないですが、ぶっきらぼうなところとか、でも実はとっても面倒見が良くって優しいところとか、カッコよくって好きなので、それでいいことにします(笑)

で、そんなこんなの川くだりの途中でお話は終了。川くだりの続きは4作目の「空をとぶ小人たち」で読めるのか・・・。なんだか次は空を飛ぶみたいだから、川くだりはこれで終わりなのかな。もうちょっと彼らの「川くだり」冒険の様子を読んでみたい気もするんだけど(笑)ま、でも、次はまた新たな冒険が読めるみたいなので、そっちを楽しみにしたいと思います。



(2010.06.13読了)




川をくだる小人たち (小人の冒険シリーズ 3)
岩波書店
メアリー・ノートン

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