かのこちゃんとマドレーヌ夫人(万城目学)

久しぶりの記事UPです。でも、いつものように記事を溜め込んでいる訳ではなく、UPする記事がなかったんですよね;;;こんなこと滅多にないんですが、ここ1週間程ほとんど読書してない・・・という日々を送ってしまいました。で、何をしていたかというと・・・「るるぶ奈良」を熟読しておりました(笑)実は今週末、念願のナマ真央ちゃん(フィギュアスケート)を拝む(笑)為に、大阪まで行く事になりまして。ついでに、これまた念願だった「奈良観光だ!」ということになり、アレコレ旅のプランを練っておりました。

んで、ちょうど良いタイミングで「鹿男あをによし」(万城目学)が文庫化されちゃったもんだから、即購入&一気読み。そしたら、職場の同僚に借りたまま積読本の山に埋もれていた本書を読まなきゃ!となったのでした。

・・・はぁ、長い前置き;;;
ということで、今週末は奈良公園で鹿に対面してきますよー!あ。ポッキー持って行った方がいいのかしら(笑)


で。本書。

万城目さんらしく、うぷぷぷぷと笑って、最後はホロリと泣かされました。前作までのように「青春っ!」って感じでもなく、「街」全体を巻き込んだ騒動?ではないので、スケール感はちょっと小さくなったるんですけどね。そんなの気にならないくらい面白かった!なんといっても、かのこちゃんとマドレーヌ夫人が可愛いんですもん。もう、それだけ満足って感じでした。

小学校1年生のかのこちゃんと、その家に住む犬の玄三郎を夫に持つ猫のマドレーヌ夫人の不思議な体験。そして、出会いと別れ。

かのこちゃんとマドレーヌ夫人の体験がそれぞれの目線で交互に描かれていて面白い。人間と猫の視点の違いがとっても上手に描かれていて、読みながら「そうだろう、そうだろう。」とか「なるほど、なるほど!」と頷きながら読みました。

そして、かのこちゃんとすずちゃんの「ふんけーの友」ぶり。「茶柱」のエピソードは特に楽しかった!最後のオチには大爆笑。いや~是非とも、二人の絵が飾られている教室を覗いてみたいもんです(笑)

二人の関係に負けず劣らず、玄三郎とマドレーヌ夫人の2匹も良かったですね~。犬と猫という種を越えての夫婦でしたが、2匹の間を流れる優しい空気に癒されるというかですね、すっごくほっこりしちゃいました。

そんな、それぞれの関係にも別れはやってくる。やるせなさを感じながらも、何故が優しい気持ちになれる別れでした。でも、やっぱりうるる~~んと涙腺が緩んでしまって、ウッカリ涙が・・・。

またいつか、かのこちゃんとマドレーヌ夫人の物語が読めればいいなーと思いつつ読了。ほんわかと優しく温かい気持ちになれた作品でした。

本をパタンと閉じて・・・思わず「鼻てふてふ」をやっちゃったってのは、ここだけの話(笑)


あ。そうそう!かのこちゃんのお父さんが鹿と話ができるというエピソードに思わずテンションが上がったり。やっぱ、ポッキーを買いに行こうかな(笑)


(2010.04.13読了)




Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る


この記事へのコメント

2010年04月14日 10:21
こんにちは。奈良が流行ですねー。
うちの両親も「るるぶ奈良」を買ってきたばかりです。
奈良に行くなら『天平冥所図会』もオススメですよ♪

「茶柱」騒動は、悔しいぐらいに忘れられないですね。あれは、笑った笑った。
どこをどう切り取っても語れるぐらい、磨き上げられた物語だった気がします。
万城目さんは新作が出るたびに前作を上回る感じで、だんだん誉め言葉が足りなくなりそう。
すずな
2010年04月18日 08:50
>香桑さーん
流行に流されやすいワタクシ(笑)

茶柱には本当に笑わせてもらったね~!爆笑でした。
ホント万城目さんは新作のたびに面白さが増していく感じで外れがない。次作が待ち遠しい作家さんです。
2010年05月13日 21:39
こんばんわ^^
奈良ですか。良いですね~。
堪能されたのでしょうか。
そして「鹿男あをによし」を読まれてその後にこの本を読むなんて!
ものすごくタイミングがいいですよね。
茶柱のくだりは大好きです。
まさしく「ふんけーの友」ですよね~。
玄三郎のところは、うるっときました。
本当に、大満足の作品でした!
すずな
2010年05月14日 13:14
>苗坊さん
初奈良を堪能してきました♪東大寺では「講堂跡」の石碑とポッキーの記念撮影までしてきちゃいました(笑)

茶柱のエピソードは本当に楽しかったですよね。私も大好きです♪
笑いばかりでなく、玄三郎ではホロリとさせられたりもして。私も大満足の作品となりました。
べる
2010年06月23日 01:00
わー、生真央ちゃんご覧になったんですか!いいなー、いいなー。あ、本と関係ない所に反応してすみません^^;;
かのこちゃんとすずちゃんの『ふんけーの友』の友情関係、とっても良かったですね^^マドレーヌ夫人と玄三郎さんの夫婦愛にもほろりとしました。温かい気持ちになれる良作でしたね!鹿男とのリンクにもにやり、でした^^
すずな
2010年06月23日 12:46
>べるさん
ふっふっふ♪生真央ちゃんは素敵でした!その他、五輪組やら五輪メダリスト達(カナダ勢)もだったので見応えありました~。

かのこちゃんとすずちゃん、マドレーヌ夫人と玄三郎さんどちらの関係もホロリとしたり、ほっこりとさせてもらったりで良かったですよね~。
鹿男との意外なリンクにもテンションがあがりました♪
2010年08月26日 22:32
「鼻てふてふ」私も、つい、してしまいました(笑)
随所におもしろい場面が取り入れられているのに、全体はしっとりとよい話に仕上がっているところが見事でした。
すずな
2010年08月27日 12:58
>花さん
花さんも「鼻てふてふ」やっちゃいましたか~(笑)やっちゃいますよね!
ぶぶぶっと噴き出す場面も多かったですが、おっしゃるようにしんみりと心に沁みるよいお話でしたね。
2013年07月20日 22:42
すずなさん、こんばんは(^^)。
子供と動物の世界がキラキラと描かれていて、とても素敵な作品でした。
マドレーヌ夫人と玄三郎の穏やかな愛情が、本当に良かったです。だから、別れのシーンは、とてもうるうるしちゃいましたねぇ。
かのこちゃんのお父さんは『鹿男~』の「おれ」なんでしょうか。だったらいいなぁ~。
すずな
2013年07月23日 14:06
>水無月・Rさん
本当に素敵な作品でしたよね~。マドレーヌ夫人と玄三郎の愛情にもホロリとさせられました。
かのこちゃんのお父さんはきっと彼なんですよ!…と信じてます^^;
2014年02月22日 17:41
真央ちゃんを始めて見に行った頃の記事に、
オリンピックが終わった絶妙のタイミングで
コメントです 笑
意外な万城目学 意外と楽しめましたよ!!
すずな
2014年02月26日 12:55
>yoriさん
本当に絶妙なタイミングでのコメントありがとうございます(笑)
子供向けファンタジーって感じで、ちょっと違う万城目さんでしたね。でも、楽しめましたよね~♪

この記事へのトラックバック

  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

    Excerpt:  万城目学 2010 ちくまプリマー文庫 一瞬、翻訳書?と疑った、タイトル、装丁、雰囲気。『我輩は猫である』のオマージュかと思いながらページを繰るうちに、万城目マジックにくるくると捕われる。読み始めた.. Weblog: 香桑の読書室 racked: 2010-04-14 10:13
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人 万城目学

    Excerpt: かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)クチコミを見る オススメ! かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。マドレーヌ夫人は外国語を話す優雅な猫。その毎日は、思いがけない出来事の連続で.. Weblog: 苗坊の徒然日記 racked: 2010-05-13 21:03
  • 「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」 万城目 学

    Excerpt: また新たなマキメワールドの誕生です。「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」は猫のマドレーヌ夫人と、その飼い主である小学校1年生のかのこちゃんの、ちょっと不思議な日常を描いた物語。今までの「ホルモー」や「鹿男.. Weblog: 日々の書付 racked: 2010-05-17 01:33
  • 『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』

    Excerpt:  ちくまプリマー新書  万城目学  小学校一年生の「かのこ」とネコの「マドレーヌ夫人」の物語。  マドレーヌ夫人は、「外国語」がわかるので犬と話ができるのだが、かのこちゃんちの玄三郎と夫婦になる。そ.. Weblog: blog mr racked: 2010-06-18 07:04
  • 万城目学/「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」/ちくまプリマー新書刊

    Excerpt: 万城目学さんの「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」。 小学一年生の元気な女の子、かのこちゃんは、半年前ふらりと家にやってきたアカトラの猫に 『マドレーヌ』と名前をつけた。マドレーヌはかのこちゃんの.. Weblog: ミステリ読書録 racked: 2010-06-23 00:56
  • 本「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」

    Excerpt: かのこちゃんとマドレーヌ夫人 万城目学 筑摩書房 2010年1月 か のこちゃんとマド.. Weblog: <花>の本と映画の感想 racked: 2010-08-26 22:28
  • 「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」万城目学

    Excerpt: かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)(2010/01/27)万城目 学商品詳細を見る 半年前、ふらりと家にやってきたアカトラの猫に、「マドレーヌ」と名前をつけた女の子は、六年前、お父.. Weblog: しんちゃんの買い物帳 racked: 2010-12-03 21:59
  • 『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』/万城目学 ◎

    Excerpt: とても、かわいいお話である。タイトルは『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』だけど、他の登場人物&動物も、ほのぼのしてて、微笑ましくてイイですなぁ。 万城目学さんと言えば、私的には「格調高きトホホの香り(.. Weblog: 蒼のほとりで書に溺れ。 racked: 2013-07-20 22:19
  • 万城目学 「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」

    Excerpt: JUGEMテーマ:読書感想文    犬と夫婦になる猫というだけでも珍しいのに   猫股となり主人や飼い主に恩返しを.. Weblog: こみち racked: 2013-11-03 10:25
  • パステルカラーのファンタジー

    Excerpt: 作家「万城目学」さんの魅力は何と言っても、 あの奇想天外に展開するストーリー性だろう。 プリンセス・トヨトミ、鴨川ホルモー、ホルモー六景、 これまでに僕が読んできた ... Weblog: 活字の砂漠で溺れたい racked: 2014-02-22 17:34
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

    Excerpt:  万城目学の「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」(ちくまプリマー新書)。  かのこちゃんは小学1年生の女の子だ。そしてマドレーヌ夫人は、かのこちゃんの家の飼い猫である ... Weblog: 本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館] racked: 2014-03-23 08:56