ボクハ・ココニ・イマス 消失刑(梶尾真治)

タイトル&帯の文章に引かれて手にとった作品。

1年の実刑判決を受けた主人公の克則は懲役刑と消失刑のどちらかを選べると言われる。懲役刑だと1年だが、誰からも見えず、人と話すことはおろか触る事も出来ないという消失刑だと8ヶ月でいいと言われ、消失刑を選択するのだが・・・。

面白そう!と思ってワクワクしつつ読んだんですが、内容が想像してたのとちょっと違っていたせいもあるのか、なんだか期待はずれ感が・・・。

全く面白くなかったということではないんですが、なんだかイマイチ乗り切れなくって。刑の執行自体はいいんですが、リングの故障すら想定外っていのはリアリティがなさ過ぎな気がするんですよね。いくら正式ではないにせよ、「故障」という事態を想定するのは基本中の基本だと思うんだけど。おまけにセンター職員にすら見えないっていうのは・・・ちょっとねぇ;;;もちろんお話自体がSFなんだからリアリティが無いってクレームつけるのはどうかな、とも思うんだけど、それでも舞台が現在の日本なんだったら、そこら辺はリアリティを追求して欲しかったなぁ・・・と思っちゃいます。

それから、センターがいきなり無くなっちゃった理由が最後まで分からないままだったし、ラストがあれっていうのも、スッキリしないというかなんというか・・・。モヤモヤが残されたままぽいっと放置された気分です。その後、克則はどうなったんでしょう。。。

設定自体は面白かったし、展開もそこそこ面白かったのに、色々気になっちゃって上手く物語りに浸りきれなかったんですよねー。うーーん、残念;;;


(2010.04.03読了)





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