楊令伝(十二)九天の章(北方謙三)

「水滸伝」で活躍していた人々がどんどんと逝ってしまう。。。そんな寂しさを味わった巻でした。

ここ数巻の停滞感を払拭するように、色々な動きがあって、私的には久しぶりにとっても楽しめたような気がします。先へと先へと読んで、一気に読了しました。

でも、その動きのお陰で、馴染みの登場人物たちを見送る事になったのは、寂しいものがありますね~。杜遷に王定六に鮑旭・・・。それぞれが本当にそれぞれ”らしい”最後でした。あと、燕青も「そんなことになるとは・・・;;;」でして。流石に彼を見送る事はなくってホッとしたんだけど、似たようなものかなぁ・・・という気もしないでもない。でも、なんだか最後に「もう一花咲かせる」ようなことになりそうな気もするなぁ・・・とかも思ったり。どうかな。

楊令の活躍が減った分、秦容の活躍が目立ち始めた巻でもありました。なんだか、水滸伝のラストを思い出しちゃったんだけども。そういうことなんでしょうか、ねぇ・・・。しょうがないのかなーとは思いつつ、水滸伝時代からの贔屓キャラなので(笑)楊令にはずーーーっと活躍して欲しいんだけどなぁ。なんだか、いや~~~な展開になりそうでドキドキです。

いよいよ残り3巻。梁山泊がどんな道を選択して進んでいくのか。楽しみでもあり、寂しくもありって感じです。


(2010.03.08読了)




楊令伝〈12〉九天の章
集英社
北方 謙三

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