想い雲 みをつくし料理帖(髙田郁)

シリーズ3作目。

2作目を読了した勢いでそのまま3作目を読了。ということで、2作目と3作目がごっちゃになっちゃって、それぞれの感想を書くのがちょっと難しくなりました(笑)まぁ、これは嬉しい悲鳴なので良し、ということで。

最初から泣かされました;;;だってねぇ、こんなエピソードはいかんよねぇ。泣くなって言うほうが無理ってもんです。ということで、最初から最後まで泣かされ通しの3作目でした。

それにしても、このシリーズの1作目を読んだ時には、ここまで続くものだとは思いもしませんでした。実は2作目で終わりかと思ってたんですよね。それが、3作目になってもまだまだ終わりそうにないんですもん。行方不明の若旦那は、糸口には辿り着いたものの、まだまだ見つかりそうもないし。小松原様の正体は、まぁ、多少は分かったものの、まだまだ謎のままだし。そこら辺に関してはね、かなり焦れてきてて、もうそろそろいいんじゃないのーっ!という気持ちにもなってきました(笑)野江ちゃんにしたって、今回、ようやくチラッと再会というかね、そんな感じにはなったものの、こちらもまだまだ本当の「再会」ということにはほど遠く。澪の道のりの長さをヒシヒシと感じては、焦れるよりも切なさを感じてしまいます。はやく、再会させて欲しいものです。

そういう謎に少しずつ迫ってるんだというワクワクジリジリも堪能?しつつ、澪の料理の方も、これまた充分に堪能できた作品でした。相変わらず美味しそうでねぇ。特に巻末のレシピがいけませんね。簡単そうなんですもん。で、その中でも簡単そうで、とっても美味しそうで、これはどうしても作らなきゃ!と思ったのが「土佐梅豆腐」。これはね~モロ私好みだと思うんだよね。めっちゃ美味しそうじゃないですか!絶対、ビールに合う!と拳を握り締めて力説しちゃいそうになります(笑)今度、本当に作ってみよう。

さて、料理に精進する澪ですが、やっぱりまたまた嫌がらせやら、苦難が降りかかります。それでも、挫けずに前を向いて歩いていく澪に惚れ惚れ。しつつ、ウッカリ泣かされたりもしております。これからも「目に美し、口にして旨し、心に嬉し」な料理作りに頑張って欲しいですね。

そうそう!小松原様との行く末も本当に気になります。どうか、良い結末が待っていますように・・・。てか、私的にはですね、町医者の源斉先生は美緒ではなく、澪のことを・・・とか思ってるんですが、そこら辺りはどうなんでしょうねぇ。でも、このシリーズでそういうドロドロっていうか、そんな感じにはならなそうですもんね。ここはこのまま美緒と一緒になりそうな感じではありますね。でも、もしかすると・・・とか、下世話な好奇心がむくむくと・・・いかん、いかん(笑)   



・豊年星ー「う」尽くし
・想い雲ーふっくら鱧の葛叩き
・花一輪ーふわり菊花雪
・初雁ーこんがり焼き柿


(2010.03.19読了)




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この記事へのコメント

2010年03月26日 15:06
季節は夏から秋へ。延々と続きそうな、大河ものになりそうなじれったさですが、それでも微妙に物語が進んでいるんですよね。
源斉先生は澪のほうに……というのは、賛成です。いやぁ、どうしても恋の行方のほうが気になっちゃって。
天満一兆庵はどうでもいいから、澪が幸せになればいいな、と思っています。
すずな
2010年03月31日 05:37
>香桑ちゃん
そうなのよー!1冊で1季節だけという亀のような進み具合に焦れ焦れです^^;どうも長いシリーズになりそうですね~。
お!源斉先生は澪・・・は一緒ですか。でもそうなると料理だけでなく恋の方もかなりすったもんだしそうで・・・^^;どうなっていくのか気になりますね。
苗坊
2014年08月26日 23:13
こんばんは。
今回も澪たちに降りかかる困難が理不尽すぎて読んでいて辛かったです。でも、分かる人は分かってくれるんですよね。人の温かさにも触れられた気がします。
源斉先生もいいんですけどわたしはやっぱり小松原さんがいいなー
すずなさんはもうわかってらっしゃるんですよねー。
ホント亀のような発展具合ですが私もゆっくりと^m^堪能しようと思います。
すずな
2014年08月28日 14:10
>苗坊さん
これでもか、これでもかー!と降りかかる困難に読んでるこちらが堪らない気持ちになりますよね;;;その分、人の温かさに癒されますよねー。
私も小松原さま派です~(笑)
このシリーズはぱぱっと読んじゃうのはもったいないです!なので、苗坊さんのペースで、ゆっくりじっくり読んでください♪

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