ハナシがうごく! 笑酔亭梅寿謎解噺4(田中啓文)

シリーズ4作目。

は~もう4作目なんだねぇ。シリーズは重なっていくのに、竜二はなかなか成長してくれないっていうか、落語への本気度があまり感じられないんですけど(笑)おまけに、ますます「謎解噺」からは遠ざかっていってますね。もう、ミステリ要素は皆無と言っていいんじゃないかと思うんですが。てか、このシリーズの魅力は”謎解”ではなくなったような気がしますね、すっかり・・・。

さて、4作目。それなりに楽しめたものの、あくまでも”それなりに”って感じでして。人情的にもそこまでググッとくることはなく・・・。「あり?ちょっと物足りない・・・かも;;;」と思ってしまいました。や、だからと言ってツマラナカッタという程ではなかったんだけどねぇ。シリーズも4作目ともなると、ある程度、ぶっ飛びやら、人情ものには慣れてしまったのでしょうか。うーーん。

竜二は竜二で、そろそろ「落語」に本腰を入れてもよさそうなものなのに、今回も漫才にふらふら~っとしたりして。まぁ、最後には「やっぱり落語!」と思ったみたいだけど、いい加減、他のことに浮気するのはやめにしようよー;;;と言いたくもなりました(笑)いやいや、そこが竜二の「いいところ」なのかかもしれませんがね。そういや、その竜二も弟子入りして3年が過ぎ、目出度く(なのか?)年季明けとなって、梅寿の家を出て独り立ち。・・・は、まだまだ難しそうですね(笑)

ということで、このシリーズはまだ続きそう。物足りなかった・・・かも。とか言いつつ、続編は楽しみだったりもします。えへへへへ。



・二人癖
・仔猫
・兵庫船
・皿屋敷
・猫の忠信
・鬼あざみ
・牛の丸薬
・ひとり酒盛


(2010.03.17読了)




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この記事へのコメント

べる
2010年04月12日 23:53
すずなさん、こんばんは。竜二は相変わらず落語以外のものにふらふらしてましたね。最終的にはやっぱり落語に戻って来るからまだ良いようなものの。
もはや副題は何の意味もなしてませんね。タイトルを『ハナシ云々』に変えた時に副題とっちゃえば良かったのになーと思いました(苦笑)。
すずな
2010年04月18日 08:41
>べるさん
ホントに竜二はいつまでたってもふらふらと…;;;いつになったら「落語一本!」と心を定めてくれるんでしょうか。
副題もべるさんのおっしゃるようにタイトルを変えたときにとっちゃえば良かったですよねぇ(笑)
2010年09月21日 22:20
すずなさん、こんばんは(^^)。
謎解きは何処へやら(笑)。相変わらず師匠の暴虐&破天荒ぶりが炸裂していますね~・・・と私は思ったのですが(^_^;)。
人間国宝認定寸前で、すべてご破算ですからねぇ。

竜二が落語一直線になったら、それはそれで違和感ある気がしません?(←何気に失礼な発言ですかね(笑))

すずな
2010年09月22日 12:48
>水無月・Rさん
ホント謎解きはどこへいっちゃったんでしょうねぇ^^;
師匠はねぇ;;;ま、それが師匠だし、ってことでしょうか(笑)
たしかに、竜二が落語一直線になったら違和感があるのかもしれませんが←ヒドイ(笑)でも、もういいかげんに…と、つい思っちゃいます^^;

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  • 『ハナシがうごく! 笑酔亭梅寿謎解噺4』/田中啓文

    Excerpt: ば・・・梅寿師匠・・・。 ~~「法律?噺家には日本の法律、適用されんことぐらい知らんのか。勉強しとけ、アホ」    噺家は治外法権なのか。~~ (本文より引用) って・・・。 イヤもう、アレで.. Weblog: 蒼のほとりで書に溺れ。 racked: 2010-09-21 22:07