葛野盛衰記(森谷明子)

はぁ~ようやく、今年、読んだ本まで辿り着きました。なんだか、いろんなことが重なって、なかなか感想をUP出来なかった。反省です。ということで、やっとご挨拶ができます。

あけましておめでとうございます。
今年も沢山の本との出会い、新しい作家さんとの出会いがありますように。そして、いつも私の拙い感想にコメント&TBをいただける皆様とのご縁が今年も続きますように。

・・・ホント今更なご挨拶ですねぇ;;;もう「新年」って気分でもなくなったよね;;;
昨年は仕事環境の変化になかなか慣れず、自分のリズムを作れないまま一年が過ぎてしまったような気がします。読書時間はもちろん、PCに向かう時間、休日の過ごし方、ヨガや他のあれこれ。上手に時間を使え無くってストレスたまりまくりでした。それまで少しずつ作ってきていたリズムが一気に崩れたんだからしょうがないとはいえ、もうすぐ一年になるっていうのにこのテイタラク。。。歳のせいにしたい気分になりつつ、そうじゃないよねぇ;;;と自分に突っ込みをいれてみたり(笑)・・・あ、なんか年明けからウダウダしてるよー。
いかん、いかん。とにかくっ!今年は昨年の反省をきっちり踏まえて、ちゃんとリズムを作ってストレスフリーな生活を送りたいと思っておりますです。


新たな一年、沢山の方々と本の楽しさを味わいたいと願っています。どうぞよろしくお願い致します。


*****

今年、1冊目に相応しい作品でした。厚さもあったけれど、夢中になって読みました。

長岡京から平安京へ。「桓武天皇から平氏の栄枯盛衰を描いた一大叙事詩」の言葉通りの作品で、この国の長い歴史を想い、連綿と続く人々の営みを想い、彼らの喜怒哀楽に共に寄り添えたような、そんな気持ちになりました。

実のところ、京都周辺の地形に疎いので、読みながら位置関係がわからずー;;;多少の想像は出来るけど、知識として持っていないことをとっても残念に思いました。知識の大切さを痛感。教科書の文字だけじゃダメですね。ということで、「京都に行きたーい!」気持ちがますます膨らんだ新年でした。京都もだけど、奈良にも行きたいんだよね。奈良には一度も足を踏み入れた事がないのですよ。ホント、行きたいなー。歴史的建造物なんかを沢山、見て回りたい。あの頃の空気に触れられるとは思わないけど、ちょっとだけでも感じたいなぁと思います。

2部構成だった本書は、平氏を描いた2部の方が私的には理解しやすかったです。知識がそれなりにあったからね(笑)でも、どっちかというと1部の方が好きかな。人知を超えた一族の痛切な願いを絡めて描いてある京(都)の成り立ちを、興味深く、ある意味、とてもワクワクしながら読んだような気がします。・・・気がします、ってところが、読んでから感想UPまでの日数の長さを表していますが(笑)

人々の思いは重く、そして哀しく。とっても読み応えがあって、「あ~楽しかったーっ♪」と叫ぶ楽しさとは違った読書の楽しさを堪能しました。新しい年の1冊目がこの作品だったってのは幸先よさそうで嬉しい。





葛野盛衰記
講談社
森谷 明子

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この記事へのコメント

2010年01月15日 21:39
読んでくださってありがとうございました。
この本がすずなさんの新年一冊目だとは!今年の読書に弾みがつくと良いのですが…。
人の思いが積み重なってゆくから土地が意志を持つのか、それともはじめから意志を持っているのか、そんなことを考えてしまう物語でした。
私も第一部のほうが好みです。
すずな
2010年01月17日 13:17
>エビノートさん
こちらこそ、オススメありがとうございました。今年の読書におもいっきり弾みがつきましたよーっ!

そうですね。人の思いと土地の意志、どちらが先なんだろうと考えてしまう物語でしたね。どちらにしても、日本の歴史の長さを改めて感じた作品でした。

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