リテイク・シックスティーン(豊島ミホ)

高校入学早々にクラスメイトの孝子から「実は10年後の未来からきた」と告白された沙織の1年間を描いた物語。

・・・豊島さんってSFも書いてたっけ?と思いつつ読み始めました。ちょっとドキドキしてたんだけど、結局、どういうことだったのか分からないままラストまでいってしまったって感じでしたねぇ。で、一体、どういう意味だったの?(笑)

「未来を変えたい」「高校時代をやり直すためにきたんだ」という孝子に、徐々に感化されていく沙織。今を楽しもうとする姿に、読んでるこちらも「がんばれ。」と応援したくなっていく。でもね、豊島さんですからね。なんだか、すっごい不安を煽るんですよねぇ。楽しい高校生活を描きつつ、不穏な空気を払拭できないっていうか・・・。この後、どんな落とし穴が待ってるんだ?と、根拠もなくついつい思っちゃって。そんな訳で、なんだかずーっと居心地の悪さを感じながらの読書となってしまいました。

で。楽しめたんですけどね。豊島さんって、やっぱり好きだなーと思ったんですけどね。でも、「え?ここで終わるの?」と突っ込みたくなるラストには、ちょっと・・・。なんだか尻切れトンボって印象が拭えないんですけどぉ・・・。うーーん。せめて、エピローグとしてでもいいから、10年後の4人の姿を描いて欲しかったなぁ、と思わずにはいられません。そこがとっても残念です。





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