楊令伝(十一)傾暉の章(北方謙三)

これからの5巻(15巻完結予定なので)、どういう展開になって、梁山泊はどうなるんだろう・・・と、期待よりも不安を大きくして読み始めました。

・・・ホント、どうなるんでしょうねぇ。
と、いうのがこの巻を読了した後の正直な気持ちです。まぁ、ラスト付近で岳飛軍と梁山泊との闘いがいきなり始まって、ちょっとテンションは上がったんだけどね。なんていうかねぇ・・・。新しい国として進んでいく「梁山泊」の姿、というのも読みたいのは読みたいんだけど、それよりも「漢達の闘い」ってのが好きなようなんですね、私は。知力を尽くしてぶつかり合う。一瞬の迷いが致命傷になり、一瞬の閃きが活路を開く。そのドキドキの緊迫感、どうなるのか分からないというワクワク感が好きなのよーっ!それなのに、童貫が死に、宋が崩壊し、梁山泊も理想の国造りへと進んでいくようになったら、そういうドキドキワクワクを感じられなくなっちゃって・・・。世代交代もあったりして、好きなキャラの出番がどんどん減ってきたりもするしさぁ。まぁ、梁山泊の新しい国造りがどうなるかっていう楽しみはあるにはあるんだけど、今までのように読んでてテンションが上がらないのは、どうにもこうにも・・・です;;;

世代交代といえば、いよいよ秦容が出てきましたねー。なんだか、楊令から秦容へと受け継がれていくってことになりそうな、そんな予感がしますが。さて、どうでしょう。まさか、ラストで楊令は倒れ、今後を秦容に託す・・・って展開にならないでしょうねぇ。それじゃぁ、水滸伝のラストと同じだしね。まぁ、それはないと思いたいですが・・・。
うわー、なんか別な意味でラストがどうなるのかドキドキしてきた(苦笑)

「水滸伝」は最後までとっても楽しく読めたんですが、この「楊令伝」はラストに向かうにつれてテンションが徐々に下がってきてるような、そんな気がします。残り4巻。どどーんとテンションの上がる展開が待っていますように。。。



楊令伝 十一 傾暉の章
集英社
北方 謙三

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