グイン・サーガ130巻 見知らぬ明日(栗本薫)

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言葉がでない。話には聞いていたけど、この本の薄さは衝撃です。5月に他界された著者の最後のグイン・サーガ。本の薄さに衝撃を受けた後に襲ってくるのは、「これが最終巻なんだ。」という寂しさというかなんというか・・・。この胸に沸き起こる感情は言葉では言い表せない。もうね、この130巻を手に取っただけで、じわりと涙が滲んでしまいました。

しばらく読めない・・・と、手にした時は思ったんだけど、やっぱりどういう展開になっているのか気になってついにページを繰ってしまいました。

うわーっ、うわーっ!面白い。相変わらずヴァレリウスはうだうだくだくだしてるけど(笑)そして、イシュト!なんか企んでますね!この後、どうするの!?お。フロリー!

・・・そして、非情にも(未完)の文字。

最後の巻にはいつもの「あとがき」はなく、本編では初の「解説」。最初のグインの編集担当者であり、旦那様でもある今岡清氏による解説は、もうね、涙なしでは読めないものでした。改めて、これが最後なんだと思い知らされました。


もう、栗本薫さんのグインは読めないんだね・・・。


高校生のとき、中学時代の国語の先生だった方から1巻をお借りして手にしたグイン・サーガ。その後、既刊本を古本屋さんで買い漁り、新刊は発売日の後、毎日本屋さんに通って、届くのを(地方在住なので発売日に手にした事は無かったんですよね)今か今かとやきもきしながら待っていました。途中で中だるみもありつつ(笑)、それでも新刊が出るのはいつも待ち遠しかった。外伝には楽しませてもらいつつ、それよりも本編を書けーっ!と悪態をついたこともありました(笑)予定では最終巻「豹頭王の花嫁」であったハズの100巻、タイトルは違っていてもそれを手にした時の感慨は今でも忘れられません。

1巻「豹頭の仮面」を読んだ時、最終巻を読み終った時にこんな気持ちになるとは思いもしなかった。本当に、本当に残念です。でも、永遠に「完」の文字を見れなくなってしまいましたが、これまでとっても楽しませてもらったのは事実。

栗本薫様。
壮大で、胸躍る、楽しく面白い小説をこの世に送り出してくれて本当にありがとうございました。いまはただ、感謝の気持ちでいっぱいです。
改めて、心よりご冥福をお祈りいたします。。。






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この記事へのコメント

2009年12月24日 22:47
読みました。
私は決してファンではないけれど、もったいないなぁ、と心から思いました。残念だし、切ないなぁ、と。
続きを書こうと挑戦する人が出てくるかもしれません。それでも、作者の書いた結末を読んでみたかったですね。
すずな
2009年12月31日 07:09
>香桑さん
まぁ、途中からこんな結末を予感してなかった訳ではないけどね。けど、やっぱり残念ですね。
私的には栗本さん以外のグインは読む気になれない。。。今のところは、かもしれないけどね・・・。

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