悪夢の観覧車(木下半太)

悪夢のエレベーター」と同じシリーズ。といっても、登場人物も違うし、何かがリンクしてる訳でもない。ただ、奇想天外な展開が待っているってのが一緒なのかな。

「悪夢のエレベーター」と同じく、職場の貸本ルートから回ってきた本。

今回はタイトルから予想できる通り、登場人物たちが観覧車に閉じ込められるお話。観覧車を爆破すると脅迫して、60台のゴンドラに人々を閉じ込めたチンピラの大二郎。彼も、誘拐した有名整形外科医の娘と共にゴンドラの中。そして、他には家族旅行中の妻に、伝説のスリ師、別れさせ屋の女性など、個性的な面々が・・・。

予想外の展開が待っていると分かってたので、それなりの覚悟を持って読んでたんだけど、私の予想の遥か斜め上をいきました(笑)いや~ちょっとそこは思いつかなかったよー。あまりの驚きに、ついついのめり込んで読んでしまった私。ちょうど銀行の待ち時間中に読んでたもので、番号を呼ばれた時に反応が遅れてしまったではないですか!

登場人物たちの意外な真相。意外な繋がり。そして、大二郎の悲しい過去。人が簡単に殺されちゃうところは、ちょっと馴染めなかったんだけど、そこを除けば面白かった。先に読んだエレベーターと比べると、最後がホロリとさせられて、グッときちゃったりもして、こちらの方が断然良かったですね~。まぁ、身代金の受け渡しの部分は、そう簡単に60台分を都合よくはねぇ、とは思ったけど(笑)


(2009.11.05読了)



悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)
幻冬舎
木下 半太

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